自分のぽっこりおなかを見て、あきらめの境地に陥ってしまってはいませんか? 40代50代からのダイエットは、頑張らずゆっくりペースがちょうどいい! 今回は著書『40代からのお腹やせ』(KADOKAWA)が大好評のみっこさんに、ぽっこりおなかの解消方法を教えてもらいました。
【前回】「おへそより上と下」を凹ませたい! 1カ所につき5回「つまんでぷるぷる」と効果を高める4つのコツ
気になるところをもっと!
腰まわりを凹ませる
(1)いすに腰かけ、体を軽く反らせて腰の中心のお肉を集めてつまみ、ぷるぷると上下に揺らします。皮膚やお肉が固くてつまめない場合は手のひらを押し当て、腰まわりの皮膚を上下にずらすようゴシゴシと動かし、ゆるめてからつまむとうまくいきます。
体を軽く反らせるようにしてつまむ
横から見るとこんな感じ。猫背にならないよう注意して!
無理はせず、できる範囲で行って!
(2)再び体を反らせてお肉をつまんだら、おへそを後ろへ押し出すようなイメージで背中を丸め、伸ばします。体を前に倒すのではなく、パンツを天井に向けるイメージで背中を丸めて。
パンツを天井に向ける!
(3)続いて、左右のお肉をしっかり集めて「つまぷる」します。その後、右側をつまんで左側へ、左側をつまんで右側へ、反対方向に背中を丸めます。
体を倒すときは、(2)と同様にパンツを天井に向けるイメージで行います。はじめのうちは無理のない範囲で行いましょう。
横についたお肉はこの動きでサヨナラ
(4)最後に背筋を正して座り、息を吸っておなかをふくらませ、下腹を引っ込めながらゆっくりと息を吐きます。このとき、おなかが固くなれば、下腹を動かす筋肉が目覚めた証拠。
おなかの筋肉を意識しながら!
テレビを見ながら、本を読みながら、夫の話し相手をしながら、毎日少しずつほぐして伸ばせば、つらい筋トレは必要ありません!
腰まわりを"つまむ"と、こんな効果が!
ぽっこりおなかを凹ませやすくなります!
腰まわりのお肉をほぐして動きやすくすることで、背筋の動きが復活。動く筋肉を増やすことで、下腹部の筋肉も動くようになり、ぽっこり下腹を解消することができます。下腹はおなかやせの中でもとくに手ごわい部分なんです。
《お肉がつまみにくい? でも、あきらめないで!》
おなかがぽっこりしているのにお肉がつまめない場合は、お肉と筋肉がかなり固くなってしまっている可能性大。少しずつ動かして、筋肉をよみがえらせましょう。
つまみにくい人は...
(1)つまみたい部分に手を当てて温め、グッと深く指先を差し込み、皮膚と脂肪を動かします。
(2)皮膚を動かすときも上下が基本。少しずつ行い、動くようになったら少し大きく揺らします。
(3)皮膚が動くようになればお肉をつまめるようになるはず。しっかりつまんで、ぷるぷるして。
取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン イラスト/坂木浩子 ヘアメイク/木村三喜 栄養計算/成澤文子