糖尿病の予防に! 食事の後にすぐにできる「ゆっくり1、2、3体操」

進行すると、さまざまな合併症を引き起こす糖尿病。そこで、糖尿病の発症や進行を防ぐ健康術を、10人の名医が指南。食事、運動など、すぐにマネできるものばかりです! 今回はふくだ内科クリニック院長の福田正博(ふくだ・まさひろ)先生に「ゆっくり1、2、3体操」について伺いました。

【前回】無症状でも油断しないで! 糖尿病にならない体づくりに「食後の運動」がいい理由/糖尿病を防ぐ生活習慣

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食後のゆっくり

1、2、3体操

1.ゆっくりかかと上げ

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足を肩幅に開いて立ち、かかとをできるだけゆっくり上げて、つま先立ちになる。そのままゆっくりとかかとを下ろす。

上げる

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できるだけかかとを上げて、つま先立ちになります。

下ろす

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かかとを下ろすときは、重力に抗うつもりでゆっくりと。

2.ゆっくり太もも上げ

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足はこぶし一つ分あけて開き、できるだけゆっくりと、片側の太ももを持ち上げる。足をゆっくり下ろし、反対側も同様に行う。

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鍛えているのは上半身と下半身をつなぐ腸腰筋。背中が反らないように注意を。

3.ゆっくり、かるゆるスクワット

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いすの前に、足を開いて立つ。つま先は少し開いた状態に。手は机や壁についておく。

糖尿病の予防に! 食事の後にすぐにできる「ゆっくり1、2、3体操」 2110_P019_02.jpgできるだけゆっくりと重心を落とす。限界まで腰を下ろしたら、元の姿勢に戻り、繰り返す。お尻はいすにつかない。

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最初は、いすにお尻をついてもかまいません。無理をせずに行いましょう。

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ひざを曲げるときは、つま先とひざの方向が同じになるようにイメージを。

食事の後すぐに1~3を3回繰り返しましょう

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 モデル/石井香也子(SPLASH)
 

<教えてくれた人>

ふくだ内科クリニック院長
福田正博(ふくだ・まさひろ)先生
医学博士、糖尿病専門医。滋賀医科大学卒。大阪大学附属病院第四内科入局後、米ハーバード大・ジョスリン糖尿病センターに留学。1996年、糖尿病を中心とした生活習慣病治療に特化したクリニックを開院。

この記事は『毎日が発見』2021年10月号に掲載の情報です。

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