腰痛や関節痛を予防!こりやすくてほぐしにくいお尻をジワリジワリと伸ばす「お尻柔軟ストレッチ」

今回ご紹介するのは、こりやすいお尻周りの筋肉をほぐし、リンパ節を刺激するストレッチ。リンパティック・ストレッチの考案者・前新マミさんに「お尻柔軟ストレッチ」を教えてもらいました。

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今回は寝ないで行います!

お尻はこりやすく
ほぐしにくい場所

お尻はたくさんの筋肉が層になっている場所です。

座っている時間や同じ姿勢が長いと、コリを感じることも多く、こっていてもなかなかほぐしにくい場所です。

筋肉が硬くなっていると血行やリンパの流れが悪くなるので、腰痛や股関節の痛みも出やすくなります。

股関節にはそけいリンパ節という、いちばん大きなリンパ節があるので、周りの筋肉が硬いとリンパの流れが滞り、働きが阻害されてしまいます。


"お尻柔軟ストレッチ"

★股関節の回りを伸ばす
★腰痛を予防
★そけいリンパ節を刺激する

さあ、やってみましょう!

一気にギュッと力をかけるのではなく、ジワリジワリとお尻を伸ばしていくようにします。

【(1)~(3)を2回】

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(1)片脚を曲げて開脚する2105_P071_02.jpg

片方の脚を曲げて開脚して座ります。曲げた脚のかかとは恥骨の前あたりに引き寄せておきます。

(2)曲げた脚側を向く

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曲げた脚側に体の向きを変え、両手を床につきます。後ろの脚はなるべくまっすぐ床に伸ばします。背中が丸くならないように注意して、曲げた脚側のお尻と、伸ばした脚の股関節の前側が伸びるのを感じましょう。

【さらに伸ばしたい人】2105_P071_04.jpg

曲げた脚のかかとを少し前へ持ってくると、さらにストレッチの強度が上がります。

(3)反対側も伸ばす2105_P071_05.jpg

(1)に戻り、今度は反対の脚を曲げて向きを変え、同じようにストレッチします。

【そけい部が浮く人】2105_P071_06.jpg

股関節の前が床からかなり浮いてしまう人は、クッションやタオルを畳んで挟むと伸ばしやすいです。

《テニスボールでお尻のコリとりセルフマッサージ》

テニスボールはほどよい硬さがあるので、コリほぐしに使うと手が届かない場所でもセルフマッサージすることができます。

お尻のほっぺたあたりにボールを当てたり、腰に近いところに当てたりして、体重をかけて押します。

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両ひざを立ててあお向けになり、テニスボールをお尻に当てます。

体重をかけて左右にひざを倒して、コリを感じる部分をボールで指圧してほぐします。

腰や骨盤の回りも効果的です。

【まとめ読み】寝たままOK♪「リンパ体操」記事リスト

取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange イラスト/小沢陽子

 

前新マミ(まえあら・まみ)さん

1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。メンテナンスのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』(高橋書店)他。

この記事は『毎日が発見』2021年5月号に掲載の情報です。
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