がん化の恐れは? バスマットも感染源! ウイルス性「イボ」ができる仕組みと予防&治療法

予防のために

●皮膚の小さな傷を放置しない
ウイルスは皮膚の小さな傷から侵入するため、傷は軟膏を塗って手当てし、なるべく傷ができないようにワセリンなどでしっかり保湿をするように心がけましょう。2104_P089_01.jpg

公衆浴場でのバスマットは使用しない
足の裏のウイルス性イボは、バスマットなどから感染する場合もあります。公衆浴場でのバスマットの使用を避け、仮に使用したときには、足をよく拭くようにしましょう。2104_P089_02.jpg

紫外線対策をする
脂漏性角化症など加齢に伴うものは、紫外線によるシミが原因となります。5月頃から紫外線が強くなるため、UVカットクリームの使用や日除けグッズなどの活用を。2104_P089_03.jpg

肌への摩擦を少なくする
非ウイルス性イボの軟性線維腫はネックレスや生地の硬い衣類の摩擦で生じやすいので、避けることが予防につながります。毎日身に着けるのはやめましょう。2104_P089_04.jpg

この他にも
ウイルス性イボは免疫力が低下すると生じやすいので、規則正しい生活を心がけることも大切です。

治療するなら

液体窒素凍結療法
綿棒に含ませた液体窒素でイボを破壊して除去します。一般的な治療として行われています。

サリチル酸軟膏
イボの表面を軟らかくして除去する治療法で足の裏のイボに有効。保険適用外です。

漢方薬(ヨクイニンエキス)
免疫のナチュラルキラー細胞を活性化する漢方薬で、イボ治療で保険適用になっています。

レーザー療法
脂漏性角化症で一般的に広く行われている治療法ですが、保険適用外になります。

その他の「ヘルス&ビューティーの達人」記事リストはこちら!

取材・文/安達純子 イラスト/堀江篤史

 

<教えてくれた人>
さいたま赤十字病院 皮膚科部長
三石 剛(みついし・つよし)先生
医学博士。専門は皮膚科領域、特にイボ治療。日本皮膚科学会代議員、皮膚科専門医研修施設指導医。日本皮膚科学会の尋常性疣贅診療ガイドライン策定委員会委員も。

この記事は『毎日が発見』2021年4月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「健康」のキーワード

PAGE TOP