原因は?足裏の病気が痛みを起こす
足底筋膜炎
足の裏には、かかとの骨と足指の筋肉をつなぐ足底筋膜が広がっています。この筋膜に小さな断裂が繰り返し起こり、炎症と痛みを引き起こす病気。かかと周辺や土踏まずなどに多く、特に朝起きて立ち上がったときや、長時間いすに座った後などによくみられます。
モートン病
足の第3指と第4指の付け根の激痛、ピリピリとしたしびれが典型的な症状。足裏側に強く感じる人が多いですが、第3指と第4指全体に広がることも。足指を圧迫する細い靴をよく履いている他、肥満や足裏の筋力低下も原因に。
神経が圧迫され、ピリピリした痛みが特徴。
偏平足
足裏のアーチ構造を支える筋肉が衰えて、土踏まずがなくなってしまった状態。長く歩くと疲れやすくなる他、足底筋膜炎などの誘因にもなります。足裏の筋力アップで改善が可能です。
足裏アーチが崩れて土踏まずがない。
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取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 イラスト/秋葉あきこ