「ラジオ体操」は子どもの頃に体育の準備運動などで繰り返し取り組んだ身近な体操ですが、いま改めて注目を浴びています。スポーツドクターとして多くのアスリートと関わってきた整形外科医の中村格子先生に、「力を入れるところ、伸ばすところを意識して、ストレッチ効果が高める」ラジオ体操のやり方を、連載形式で徹底解説していただきました! 2回目は「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」をご紹介します。
腕を振って脚を曲げ伸ばす運動
【基本の流れ】
① 両腕を体の前で交差させ、かかとを上げる。
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② 腕を横に振りながら、脚を左右に曲げ伸ばす。
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③ 腕を振り戻して交差させ、かかとを下ろす。【意識するポイント】
かかとを上げたまま、脚を曲げ伸ばします。腕を振るとき、前のめりにならないよう注意。
こんな効果が!
美脚&小尻に
脚とお尻がキュッと締まります。自然と体幹も鍛えられ、全身の血行が良くなります。
Dr. KAKUKOのアドバイス:腕を振らず、脚だけを曲げる練習を
腕と脚の動きを合わせるのが難しい場合は、まず脚だけの練習を。「かかとの上げ下げ」→「かかとを上げたまま脚を屈伸」と少しずつレベルアップしていきましょう。
モデル/中村格子 取材・文/米原晶子 撮影/齋藤ジン イラスト/祖父江ヒロコ