腰や足などに痛みやしびれがある場合、症状をそのままにしないことが重要です。今回は千葉ロッテマリーンズ公式メディカルアドバイザーでもあるさかいクリニックグループ代表の酒井慎太郎(さかい・しんたろう)先生に腰椎分離症・すべり症を改善する体操を伺いました。
全身のバランスを整える「仙腸関節ボール体操」
腰痛ケアの基本の体操。
ボールが仙腸関節を緩めて、腰椎にかかる負担を和らげます。
1日の回数
1~3回
用意するもの
テニスボール2個
硬式用のテニスボール2個をぴったりつけて、ずれないようにガムテープで固定します。
1.尾骨に手を置きボールを当てる
お尻の割れ目の上にある出っ張った尾骨に手を置き、その上にボールを当てます。
2.ボールを当て横になる
尾骨の上の仙腸関節にボールを置き、ずれないように横になります。
3.1~3分あおむけに寝る
仙腸関節に当てたボールの位置がずれないように気を付けて、あおむけの姿勢のまま1~3分間保ちます。