気温差が激しく毎日の服に悩むこの時期は、体がなかなか順応できず体調を崩しやすい季節です。また、花粉による肌荒れや鼻水、目のかゆみも辛いですよね。せっかく春なのに、なんだか残念な気分...。何か効率よく免疫力をアップできる方法がほしい!と思っていたら、『3分クッキング』2019年4月号の特集「春野菜たっぷり "巻く""詰める""重ねる"おかず」の中に、気になるレシピを発見しました。新玉ねぎまるまる1つと豚肉を使った「肉詰め煮」!
豚肉に含まれるビタミンB1と玉ねぎに含まれるアリシンは相性抜群で、アリシンがビタミンB1の吸収を高めてくれます。これにより免疫細胞が活性化されるので、体調を崩しがちなこの時期にもってこいです。そこで、早速作ってみました。
肉のうまみたっぷりジューシー仕上げ「肉詰め煮」
<材料>
・新玉ねぎ......4個(800g)
・豚肉(切り落とし)......200g
・桜えび(乾燥)......5g
・スナップえんどう......12本
・水......3カップ
・酒......大さじ1
・塩......小さじ1/2
・醤油......大さじ1/2
・オイスターソース......大さじ2
・にんにく......1かけ
<作り方>
1、玉ねぎは上部を小さめの包丁でくりぬく。スナップえんどうは筋を除いて半分に割る。
2、豚肉は荒く刻み、くりぬいた玉ねぎに、桜えび、豚肉、桜えびの順に等分に詰める。
3、鍋に並べ入れ、水、酒、塩、醤油、オイスターソース、にんにくをつぶして加えて火にかける。煮立ったら弱火にし、蓋をして30分~40分煮て、スナップえんどうを加えてさらに5分ほど煮る。
弱火でコトコト煮込んだ新玉ねぎは柔らかく、お箸でスッと切れてしまいます。しかも甘味があっておいしい! また、豚肉と桜えび、オイスターソースとうまみの強いものを組み合わせているので、玉ねぎ率の高さも気になりません。見た目もとってもオシャレで、視覚的にも元気がもらえます。
新玉ねぎが出回っているこの時期だからこその、この「肉詰め煮」。作るのも簡単なので、この時期の定番メニューに加えようと思います♪ 皆さんもぜひ作ってみてください。
調理・文=きこなびキッチン