寒い冬は、どうしても部屋の中にこもりたい、動きたくない、と活動を最小限に抑えてしまいがちです。でもそうすると余計に体が冷えやすくなり、悪循環......。体を温めて体の機能を回復させ、どうにか動く気力と体温を手に入れたい。
そんな時は、少ない手間で体の芯からあたたまる「鍋」にしちゃいましょう! 『3分クッキング』1月号の特集は「やみつき鍋」。「手作り鍋の素で作る発酵鍋」は、発酵食品自体にも体を温める効果があるので、これは期待できそうです。
今回は特集の中から、ちょっと変わった常夜鍋「梅甘酒常夜鍋」を作ってみようと思います!
鍋つゆと一緒に食べたい
「梅甘酒常夜鍋」
材料(4人分)
梅甘酒鍋の素
甘酒 1カップ、梅干し(種を除いてたたいたもの)3個分、醤油、ごま油......全量
だし汁......1と1/2カップ
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)......350~400g
ほうれん草......(大)1わ(300g)
舞茸......1パック(100g)
作り方
1 ほうれん草は5~6㎝の長さに切る。舞茸は食べやすくほぐす。
2 鍋に梅甘酒鍋の素とだし汁を入れて火にかけ、煮立ったらほうれん草、舞茸を入れ、豚肉を入れてさっと火を通して食べる。
甘酒で鍋なんて、そこに豚肉やほうれん草を入れるなんて合うのか...? と不安もありましたが、だし汁を加えているためか思ったほど甘くなく、少し甘めの味噌を使っているような味わいでした。梅の風味はありながらも酸味はそこまで感じず、鍋つゆまで美味しく飲めちゃいます。
梅にはデトックス効果があり、加熱すると効果がアップします。簡単に美味しく食べられて、体も温まって、おまけにアンチエイジング効果で内側からキレイになれる...! こんな画期的な鍋なら、ぜひとも定番鍋として加えたいですね!
調理・文=つきのんキッチン