あなたの脳の機能、衰え始めていない? 今すぐ「マンネリ脳」チェックシートで確認!

脳は年齢を重ねると「衰えるもの」だと思っていませんか?実は脳はいくつになっても若返ることができるんです!常に脳を成長させるためには、日頃の生活の中でのちょっとした心がけが大切。脳のマンネリ化を脱して、若々しく生きるための秘訣を、脳内科医で「脳の学校」代表の加藤俊徳先生に伺いました。

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心がときめく人や事柄で脳のマンネリ化と無縁に

年を取ると、脳は衰えるものだと思っていませんか?実は、何歳になっても脳は若返ることができます。「家事や仕事など、長年同じことを繰り返していると、いつの間にか生活はパターン化し、脳の使い方もマンネリ化します。当然、新しい刺激を受ける機会は減り、脳は勝手に省エネを始めてしまいます。脳がマンネリ化すると、脳の機能は次第に衰えます。そうならないために、まずはこれまでの自分の生活ぶりに気付くことが大切です」と、脳内科医で「脳の学校」代表の加藤俊徳先生。

自分の生活ぶりに気付くためには、食生活、睡眠、運動といった生活習慣を見直してみましょう。そして、何か一つで良いので新しいことに取り組みます。習慣を一つでも変えることで、これまでの自分と、変化した自分とを比較できます。すると、脳はこれまでとは違った刺激を受け、感度が高まります。何かをなし遂げた達成感や若返る生き方への努力が、マンネリ脳からの脱出へとつながります。

「女性の場合、母や妻、娘など、1人で何役もこなしてきた人が多いことでしょう。ですが、50歳を過ぎたら、一度自分自身に戻って、昔持っていた"女子力"を思い出してください。"私って何だろう?" と疑問に思うことは、新たな発見につながり、脳を老けさせないための大変いい予防策です」(加藤先生)

日々の喜びや楽しみは、脳を生き生きと若返らせます。それには、心がときめくことが大切。例えば、「憧れの人」がいれば、脳はワクワクした状態を維持しやすくなります。ときめく相手は、有名人や友人、知人、もちろん同性でもかまいません。他にも「旅に出る」「カルチャースクールに通う」「昔諦めたことをやってみる」など、人によって心ときめくことはさまざまでしょう。自分なりにときめくことで、脳は活性化し、若返ることができます。

以下のチェックシートで自分の脳がマンネリ化していないか確認してみましょう。万が一マンネリ脳に該当したら、一つでいいので生活習慣を変えてみましょう。

 

思い当たることはいくつありますか?

脳のマンネリ度をチェック

□3年以内に実現したい夢がない
□1年以上、泊まりがけの旅行に出かけていない
□近年、カラオケの持ち歌が増えていない
□定期的に運動していない心ときめく友人、知人、有名人がいない
□美容院や理髪店は2年以上替えていない
□この1週間に大笑いをしていない
□1週間以上、部屋の掃除をしていない
□利き手と反対の手で歯磨きをしていない
□最後に映画、演劇、コンサート、習い事に行ったのは3カ月以上前である

 

思い当たることはいくつありましたか?

【3つ以下】
若々しい脳を保っていて素晴らしい! 毎日、発見を心がけましょう。

4~5つ
脳がややマンネリ気味です。やりたいことをやってみましょう。

【6~7つ】
脳がマンネリ化しています。カルチャースクールなど習い事に行ってみましょう。

【8つ以上】
脳がひどくマンネリ化しています。いつもと違う道を歩いてみましょう。

 

 
脳のマンネリ化は生活習慣で変えられます!

脳のマンネリ化を防ぐには、「食生活」「運動」「睡眠」の見直しが早道です。
まずはできそうなことからでよいので、今日から実行してみましょう。

食生活
●体に良いものを毎日1~2種類摂る
●体に悪い食べ物をやめる

運動
●1日1時間歩く
●座り過ぎをやめる

睡眠
●いまより1時間早く寝る

 

次の記事「普段と逆の手で歯磨きする、日記を書く...いつもと少し違うコトに挑戦して脳を活性化!(2)」はこちら。
取材・文/笑(寳田真由美)

 

 

<教えてくれた人>
加藤俊徳(かとうとしのり)先生

脳内科医、加藤プラチナクリニック院長、株式会社「脳の学校」代表、昭和大学客員教授。発達脳科学、MRI脳画像診断の専門家。『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)など、著書多数。

この記事は『毎日が発見』2018年11月号に掲載の情報です。

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