座ったままできる! 転倒予防に鍛えておきたい「腸腰筋」トレーニング

ひざのために心がけたいこと

横座りや割り座を避ける

座ったままできる! 転倒予防に鍛えておきたい「腸腰筋」トレーニング 2505_P011_1.jpg座ったままできる! 転倒予防に鍛えておきたい「腸腰筋」トレーニング 2505_P011_2.jpg
ひざに最も負担がかかるのは、ひざを曲げたりねじったりする体勢です。特に女性は、横座りや割り座で座りがちなので注意。できるのであれば、ひざをねじ曲げない正座のほうがまだ負担が少なめ。

いきなりウォーキングを始めない
「ひざのために」と思っても、関節を守る筋力が低下したまま歩くと、よけい悪化します。運動は「さぼり筋」を鍛えてから。また、のんびり歩くのではなく、「インターバル速歩(※)」がおすすめです。
※「 ゆっくり歩き」と「早歩き」を交互に繰り返すウォーキング法。各3分間ずつを1セットとし、1日5セット以上を目標とします。科学的根拠に基づいた運動法で、筋力などの向上に有効とされています。

※この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年5月号に掲載の情報です。

構成・取材・文/岡田知子(BLOOM) 撮影/西山輝彦 イラスト/堀江篤史 モデル/氷川よし子(SPLASH)

 

<教えてくれた人>

理学療法士
笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)先生

一般社団法人 日本身体運動科学研究所 代表理事、教育学修士。日本大学文理学部体育学科卒業後、リハビリの専門学校で学び、国家資格を取得。多くの高齢患者や脳血管疾患患者などのリハビリを担当する。アスリートのトレーナーとしても活動。監修書に『ひざ・腰・肩の痛みがとれる!関トレ ビジュアル版』(朝日新聞出版)他。

※この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年5月号に掲載の情報です。

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