
『はじまりのサラダと栄養学 「食べる」の本質を解いた新しい食事法』 (田代健斗/KADOKAWA)第6回【全6回】
鍼灸師・柔道整復師の国家資格を活かし年間1200人以上の患者さんを治療している田代 健斗さん。「サラダ王子」という肩書で、SNSや講演会で栄養学に関する最新論文を紹介しながら、現在の食生活を見直そうと提唱しています。活動のきっかけは、鍼灸で治療をしてもまた戻ってきてしまう患者がいるのはなぜかを追求した結果、食生活を改善しないと根本的な治癒にはならないことを痛感したから。そこで考案した、野菜を1日に600~800g食べる食事法をまとめたのが、書籍『はじまりのサラダと栄養学 「食べる」の本質を解いた新しい食事法』(KADOKAWA)です。今回はこの本のなかから、日々の生活に取り入れやすい食の知識とレシピをご紹介します。
※本記事は田代 健斗著の書籍「はじまりのサラダと栄養学『食べる』の本質を解いた新しい食事法」から一部抜粋・編集しました。
サラダとホールスープ、スムージーを組み合わせた日々の暮らしの提案
僕が毎日食べているボウルいっぱいの「はじまりのサラダ」は、総摂取カロリー675kcal。
野菜の総重量は570g で、低温調理した鶏むね肉などを加えるとかなりのボリュームです。

日々の暮らしに取り入れやすいのは、グリーンスムージー。
まず、朝食や昼食に飲んでみてください。これで350g の野菜と果物が摂れます。
そして昼食をサラダとホールスープのお弁当にしてみるのはいかがでしょう。
お弁当に入れる糖質は、「じゃがさつ」。タンパク質は鶏むね肉と半熟卵。脂質はEXVオリ
ーブオイル、野菜類からビタミン、ミネラル、食物繊維。ホールスープで水分も摂れるので7大栄養素が全てカバーできます。
お弁当サラダで200g 、ホールスープで150g 、トータルで1日700g 程度の野菜と果物が摂取できるので、1週間に5日程度続けると、かなりの健康効果が実感できるはず!
あなたの人生を変える「はじまりのサラダ」をスタートさせてくれたら、嬉しいです。









