「調味料のラベル」確認すべき5つのポイント【フォロワー14万人以上の著者が紹介】

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『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』 (ポールズアリッサ(ありボス)/KADOKAWA)第3回【全9回】

「アレルギーや便秘、不眠、疲労感などの不調は『食』で見直すことができます」と話すのは、ポールズアリッサ(ありボス)さん。「未来の子どもたちに本物の食を紡ぐ」をテーマとする一般社団法人国際IBLPアカデミーを設立するなど、食にまつわる活動を積極的に続けています。彼女の著書『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』(KADOKAWA)では、成分表示の見方、よく使われる原料、原材料などを紹介。添加物や遺伝子組み換え食品などに関しても丁寧に解説し、スーパーやネットでも手に入る「本物」の食品の見極め方も教えています。今回はこの本のなかから、「調味料」についての知識をご紹介します。

※本記事はポールズアリッサ(ありボス)著の書籍「食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書」から一部抜粋・編集しました。

【基本の調味料】原材料を見ずに商品を買うでない!

買う前の"テクトレ"を習慣にしよう

先ほど「本物を選ぶ力」が必要だと言いましたが、その力をつけるために、「テクトレ」をする習慣をつけてほしいと思います。テクトレとは、商品をかごに入れる前に、手首をくるりと裏返して食品表示ラベルをチェックする手首のトレーニングのことです。ラベルの具体的な見方は下で詳しく説明をしますね。

テクトレのコツとしてお伝えしているのは、原材料名に「田舎のおばあちゃんの家の台所にあるものか」で判断するということです。カタカナや英語の多いものや、名前を見て想像がつかないような成分は、昔ながらの伝統製法では使われないので、想像のつくシンプルな原材料を選ぶようにしましょう。また、詳しい情報を知るために、ラベルだけではなく製造元の情報をHPで調べるのもおすすめです。

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食品表示ラベルの見方

テクトレする際に、確認するべきポイントは5点です。
原材料それぞれの名前を調べたり覚えたりする必要はありません。
少なくとも1~3までを確認しましょう。

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1.主な原材料

原材料名は、含有量の多いものから順に記載される。この商品の場合、果糖ぶどう糖液糖の含有量が一番多いことがわかる。

2.アレルギー

アレルゲン由来の原材料及び添加物を使用している場合、原材料の次に( )でくくり表記される。

3.スラッシュ

/(スラッシュ)より前が食品、後が食品添加物で区切って表記される。この商品の場合、3種類の添加物が含まれていることがわかる。

4.消費と賞味の違い

生肉や刺身、生菓子のように傷みやすい商品には「消費期限」、加工された比較的傷みにくい商品には「賞味期限」が表示される。

5.製造会社

気になる点があればHPなどで製造者を調べる。生産者さんの顔がのっていたり、より詳しい製造工程や原材料へのこだわりについて公表しているものは安心して買うことができる。

 
※本記事はポールズアリッサ(ありボス)著の書籍「食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書」から一部抜粋・編集しました。

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