梅酢の力で、肉も魚もやわらかく! バテ気味な身体を元気にしてくれるおかず2品

梅はミネラルやB1カロテン、ビタミンCなどが豊富。梅の酸味は主にクエン酸とリンゴ酸で、こうした酸が胃酸の代用となり、整腸作用や食欲増進に効果があります。またクエン酸は疲労回復効果が大きく、強力な殺菌・抗菌作用もあります。今が旬の梅を使った梅酢の作り方と、梅酢を使ったレシピを料理研究家で管理栄養士の村上祥子さんが紹介します。

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手作りした梅酢を調味料として活用!

梅酢の酸味が少ない塩分でもおいしく感じさせ、減塩効果が抜群。また、たんぱく質を柔らかく仕上げる効果もあります。

※梅酢の作り方はこちら。

さっぱり、柔らかに仕上がる煮物

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梅酢の力で、大豆も鶏肉もとろける柔らかさ!大豆もたくさん食べられます
「大豆と鶏肉の梅酢煮」

1人分 383kcal/塩分1.1g

【材料】(2人分)
鶏もも肉...150g
A 小麦粉...小さじ1
 塩...小さじ1/5
 こしょう...少々
にんにく...1片
サラダ油...大さじ1
水...200.
大豆(水煮缶)...1缶(正味200g)
B 梅酢...大さじ2
 黒砂糖(または砂糖)...大さじ2
 しょうゆ...小さじ2

【作り方】
1. 鶏肉はペーパータオルに挟んで水けを拭き、一口大に切る。ポリ袋に入れてAを加えてまぶす。にんにくは皮ごと、包丁の腹でつぶす。
2. フライパンを熱してサラダ油を入れ、1を並べ、強火で焼き色をつける。
3. さらに水、大豆とBを加え、ふたを少しずらしてのせ、弱火で15~20分煮込む。煮汁がとろりとしてきたら火を止める。

 

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梅の酸味が青魚特有のくせを取り除き、梅酢の力で骨も柔らか!
「いわしの梅酢煮」

1人分 286kcal/塩分1.2g

【材料】(2人分)
いわし...4尾(正味400g)
A 梅酢...大さじ4
 しょうゆ...大さじ1

【作り方】
1. いわしはうろこを落とし、頭と内臓を除いて水洗いし、ペーパータオルで表面と腹の中の水けを拭き取る。
2. フライパンに水2カップ(分量外)を沸かし、1をくぐらせ、水に取って余分なアクを除く。
3. フライパンの湯を捨て、いわしを戻し、Aを加えて火にかける。煮立ったら落としぶたをし、煮汁が半量になるまで煮て火を止める。

 

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取材・文/石井美佐 撮影/中野正景 協賛/紀州農業協同組合

<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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