
『医者が考案した たんぱく質をたっぷりとる長生きスープ』 (土田 隆/アスコム)第7回【全7回】
『100歳まで元気に歩くカギは、筋肉の材料「たんぱく質」の摂り方にあります』と話すのは、土田 隆医師。 その著著『医者が考案した たんぱく質をたっぷりとる長生きスープ』の「長生きスープ」は、不足しがちなたんぱく質を効率よく配合した、土田先生考案の一杯です。その秘密は、スープのもとに含まれるBCAA(ビーシーエーエー)と呼ばれるアミノ酸。このBCAAは筋肉の材料となり、強い足腰や疲れにくい体を作るために欠かせません。土田先生によると、同じたんぱく質食材でも、このBCAAの含有量で、健康=長生きへの効果は大きく変わってくるそう。今回はこの本の中から、一生モノの元気な体を手に入れるためのヒントをご紹介します。
※本記事は土田 隆 (著)による書籍『医者が考案した たんぱく質をたっぷりとる長生きスープ』から一部抜粋・編集しました。
朝のたんぱく質が日常の動きを筋肉に変える
たんぱく質の効率的なとり方についてお伝えしておきましょう。
1日3回規則正しく食事をとるなかで、朝と晩はたんぱく質をしっかりとるのが理想的。
特に大切なのが、朝です。
朝にたんぱく質をたっぷりとることで、掃除をしたり、買い物に行ったりという日常の動きさえも、筋肉量の維持やアップにつながります。
また、運動とたんぱく質、特にBCAAの摂取はセットで考える必要があります。運動により傷ついた筋肉は、回復するときに成長していきますが、このときにたんぱく質が体内にないと、せっかく筋肉が成長しようとしているのに、その材料が見当たらず、筋肉が作れないということが起こるからです。
この本では、私が実践している「ゆるトレ」を紹介しています。どれも楽にできて、しかも効果的。ぜひスープとセットで続けてみてください。
早ければ1カ月ほどで、きっと効果が現れるはずです。
では、ここであなたに質問です。
たんぱく質をとるのは、運動の前と後、どちらがいいのでしょうか?
結論から申し上げると、どちらの時間にとっても大丈夫。
運動前にたんぱく質をとれば、筋肉中のたんぱく質がエネルギーとして使われるのをおさえることができ、運動後にとれば筋肉が作られるのをサポートしてくれます。
つまり、運動の前にとるか、後にとるかでたんぱく質の役割が変わるだけで、この順番により筋肉量に大きな差は出ません。それよりも、消化の負担にならない時間を考えることが大切です。
具だくさんの「長生きスープ」なら、運動の前後60~90分以内の摂取、もしくは朝にしっかりした朝食の1品として加えるのが体に負担がかからず、栄養も効果的にとれるベストタイミングといえるでしょう。
もちろん、夕食にも「長生きスープ」を取り入れて、1日2杯飲んでも構いません。
その場合、1日の必要量の約70%ものたんぱく質を補えることになります。BCAAは1日の必要量を越えますが、アミノ酸は多めにとっても問題ありません。
では、運動をしない日はたんぱく質を意識しなくてもいいのでしょうか?
みなさん間違いやすいのですが、そんなことはありません!
いったん筋肉が作られるスイッチが入ると、その後24~48時間までは筋肉の合成が進み、筋肉がたんぱく質を取り込みやすい状態になっています。
しかも、たんぱく質の役割は、心身を健やかに保つことや、若々しい見た目の維持にまで多岐にわたっています。つまり、たんぱく質がいらない日なんてないのです。
運動をしない日でも、たんぱく質は摂取するように意識してください。
生活のなかに習慣として「長生きスープ」を取り入れて、毎日たんぱく質をとっていきましょう!








