立ち歩くときの「めまい」を改善!平衡感覚もチェックできる「50歩足踏み」のススメ/小脳を鍛える体操(8)

「ぐるぐる」「ふわふわ」と起こるめまい。決して特別な症状ではなく、誰にでも起こり得るものです。めまいの原因を理解して、自分の症状に合った体操を行うことで改善することができます。横浜市立みなと赤十字病院 めまい・平衡神経科部長の新井基洋(あらい・もとひろ)先生に、立ち歩くときのめまいやふらつきを改善する体操を教えていただきました。

50歩足踏み

電車やバスで立っているときにクラッとするなど、「立ち歩くときのめまいやふらつき」を改善します。

行う目安:1回 50歩

目を開けて足踏みをする

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介助者が必要

腕を伸ばして50回数えながら足踏みを行い、ふらついたときは介助者が支えます。慣れたら目を閉じて行います。

50歩足踏みで平衡感覚をチェック!

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【診断方法】
50歩足踏みを終えたら、目を開けます。そのとき、最初にいた場所からどれくらいずれているかで、判断します。

【診断結果】
左右45度以内 →外出や運転をしても、ほぼ大丈夫。
左右45~90度 →近所への外出なら大丈夫。
それ以外 →その日の外出は控えて。2005p057_03.jpg

【まとめ読み】特集「自分で治す『めまい』『ふらつき』」の記事一覧

取材・文/松澤ゆかり 撮影/齋藤ジン イラスト/ノグチ・ユミコ モデル/永谷佳奈

 

新井基洋(あらい・もとひろ)さん
横浜市立みなと赤十字病院 めまい・平衡神経科部長。北里大学医学部卒。日本めまい平衡医学会専門会員・評議員。著書は『9割のめまいは自分で治せる』(中経の文庫)など。

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9割のめまいは自分で治せる

(新井 基洋/KADOKAWA、中経出版

今回、めまいへの対処法を教えてくださった新井先生の著書。先生の長年の実績に裏付けられたリハビリ体操が12種類紹介され、自宅でもできるようにイラスト入りでわかりやすく解説されています。めまいに悩んでいる方々の不安や恐れといった心のケアやめまいと上手に付き合うコツなど、先生の指導内容のエッセンスが詰まった一冊です。

この記事は『毎日が発見』2020年5月号に掲載の情報です。
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