寝ていて頭を動かすと起こる「めまい」を改善!「寝返り」のススメ/小脳を鍛える体操(7)

「ぐるぐる」「ふわふわ」と起こるめまい。決して特別な症状ではなく、誰にでも起こり得るものです。めまいの原因を理解して、自分の症状に合った体操を行うことで改善することができます。横浜市立みなと赤十字病院 めまい・平衡神経科部長の新井基洋(あらい・もとひろ)先生に、寝返り時のめまいを改善する体操を教えていただきました。

寝返り

寝返りをするとめまいを感じるなど、「寝ていて頭を動かすと起こるめまい」を改善します。

行う目安:1回 3セット

①あおむけになる

2005p056_01.jpg

布団にあおむけで横になり、目を開けたままゆっくり10数えます。

②顔だけ右に動かす

2005p056_02.jpg

顔だけを右に向けて、ゆっくり10数えます。

③体全体で右を向く

2005p056_03.jpg

体全体を右に向けて、ゆっくり10数えます。

④あおむけに戻る

2005p056_04.jpg

あおむけの姿勢に戻り、ゆっくり10数えます。

⑤顔だけ左に動かす

2005p056_05.jpg

顔だけを左に向けて、ゆっくり10数えます。

⑥体全体で左を向く

2005p056_06.jpg

体全体を左に向けて、ゆっくり10数えます。

⑦あおむけに戻る

2005p056_07.jpg

あおむけの姿勢に戻ります。

●寝返りは必ず右から始めること!腰が悪い人は③と⑥、首が悪い人は②と⑤の動作は控えます。

【まとめ読み】特集「自分で治す『めまい』『ふらつき』」の記事一覧

取材・文/松澤ゆかり 撮影/齋藤ジン イラスト/ノグチ・ユミコ モデル/永谷佳奈

 

新井基洋(あらい・もとひろ)さん
横浜市立みなと赤十字病院 めまい・平衡神経科部長。北里大学医学部卒。日本めまい平衡医学会専門会員・評議員。著書は『9割のめまいは自分で治せる』(中経の文庫)など。

shoei.jpg

9割のめまいは自分で治せる

(新井 基洋/KADOKAWA、中経出版

今回、めまいへの対処法を教えてくださった新井先生の著書。先生の長年の実績に裏付けられたリハビリ体操が12種類紹介され、自宅でもできるようにイラスト入りでわかりやすく解説されています。めまいに悩んでいる方々の不安や恐れといった心のケアやめまいと上手に付き合うコツなど、先生の指導内容のエッセンスが詰まった一冊です。

この記事は『毎日が発見』2020年5月号に掲載の情報です。
PAGE TOP