更年期障害をラクに。「蒸し鶏の酢玉ねぎ添え」「酢玉チャーシュー」/新!酢玉ねぎ(4)

酢玉ねぎはすでに常備菜、保存食として年間通して作っている、という方も多いかもしれません。毎日食べても飽きないおいしさなので健康のためにも続けやすく、いつもの料理にちょっと足すだけという手軽さも人気の理由です。
今回は、この酢玉ねぎを使ったレシピをご紹介します。


「基本の酢玉ねぎの作り方」はこちら

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更年期障害をラクに

「蒸し鶏の酢玉ねぎ添え」
1人分179kcal 塩分0.9g

材料( 2人分)
鶏むね肉(皮なし)...200g
塩・黒こしょう...各少々
酒...大さじ1
酢玉ねぎ...100g
青じそ...4枚(せん切り)

作り方
1.耐熱皿に鶏肉をのせ、塩、こしょう、酒をふる。ふんわりとラップをかぶせ、電子レンジ
600Wで4~5分加熱する。
2.1.の鶏肉をまな板にのせ、めん棒などでたたき、一口大にほぐす。
3.器に酢玉ねぎとともに盛り、青じそを添え、こしょうをふる。

ここがGOOD!
酢玉ねぎのイソアリイン、グルタチオン、ケルセチンや酢の総合的な働きと、鶏肉の良質なタンパク質で血液をサラサラに。さらに気分を安定させます。

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疲労回復する

「酢玉チャーシュー」
1人分179kcal 塩分0.9g

材料( 2人分)
豚ももかたまり肉...200g
酢玉ねぎ...100g
しょうゆ...大さじ1
酢玉ねぎ漬け汁...100㎖
練りからし...少々

作り方
1.練りからし以外の材料を鍋に入れ、ふたをして中火にかける。煮立ったらアクを取り除き、豚肉の上下を替えながら、ふたを少しずらして、20分ほど煮る。
2.ふたを取って強火にし、煮汁が1/4量になるまで煮て火を止める。
3.豚肉を取り出して冷まし、薄切りにする。酢玉ねぎとともに器に盛り、練りからしを添える。


ここがGOOD!
豚肉は良質のタンパク質であると同時にビタミンB1、B2、B6を豊富に含みます。酢玉ねぎのイソアリインとの相互作用で、疲労物質の乳酸を燃焼させて疲れを取ります。

次の記事「黒砂糖で。りんご酢で。酢玉ねぎのバリエーション5選」はこちら。

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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与。同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50 万点の資料が一般公開されている。公式ホームページはこちら。 
 
この記事は『毎日が発見』2016年7月号に掲載の情報です。

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