シミ、シワ、ほうれい線...毎日鏡を見るのが怖い。多くの人が抱える顔の肌の悩みには、「顔の筋トレが必要」と話題のサロンを運営する那賀洋子さんは言います。そこで、那賀さんの著書『マイナス15歳肌をつくる 顔筋(がんきん)ひっぺがしメソッド』(あさ出版)から、肌本来の力を呼び起こしてトラブルを解決する「顔のマッサージ法」を連載形式で紹介します。
頬の引っぺがし
では、自分でできる顔筋ひっぺがしの方法をご紹介します。
頬全体の筋膜の癒着を引きはがします。
頬のたるみや肥大、毛穴の目立ちなどが解消され、内側からふっくらとしたみずみずしい「ツヤ肌」が手に入ります。
STEP 1:左右1回ずつ
テーブルに右のひじをついて、そのままの状態でこぶしをつくり、人差し指の第二関節を右の口角の下にあてます。身体を前に倒して手に体重をかけ、フェイスラインに向かって、第二関節でカタカナの「レ」を書くように、頬をはじいていきます。
はじくとき、肌の奥にしっかり指をくいこませましょう。
口角の下からスタートし、ジグザグに3往復半、頬全体をまんべんなくほぐします。反対側も同じように行います。
STEP 2:計1回
両ひじをテーブルについたら、その状態のまま、両手を口と鼻の横に添えます。手に体重をかけながら、頬全体にアイロンをかけるように、耳まで手を滑らせます。
手をそのまま、耳の後ろまでもっていき、両手でこぶしをつくったら、第二関節と指の付け根の関節の間を耳の後ろにあてます。そのまま、鎖骨へとこぶしを滑らせます。
イラスト/久保田ミホ 写真/足立篤志
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他にも、お肌のトラブルを解消できる全4種の「顔筋ひっぺがしメソッド」が紹介されています。QRコードから動画解説を見ることも