骨は40歳ごろまでは一定量を維持しますが、以降は加齢とともに骨づくりの速度が衰え、徐々に骨量が減少します。そこで、ぜひ毎日コツコツ行いたいのが「60秒骨たたき」。これは、医学博士の中村光伸先生の考案によるもの。骨に刺激を与え「オステオカルシン」という非コラーゲン性たんぱく質の働きを高めることで、骨を丈夫にできる、とても簡単な健康法なのです。ぜひ、試してみてください!
かかとコツコツ
【立って60秒間×かかとを上げ下げ】
壁に手を添えてまっすぐ立ち、かかとを高く上げて下ろします。
これを60秒間繰り返します。
①かかとは高く上げる
正しい姿勢を維持した状態でひざを曲げて約30cm足を上げます。そのとき、バランスを崩して倒れないように気を付けましょう。
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②勢いよく下ろす
①の状態からかかとを勢いよく地面に落とします。①と②を自分のペースでゆっくりと行いながら骨に刺激を与えていきましょう。
Good Point!
可能な範囲で高く!
◆1分間の骨たたきを2カ月間続けるとオステオカルシンが増加
30代後半女性、40代前半女性、50代前半女性のモニターに2カ月間『骨たたき』を実施。オステオカルシンの数値を調べました。すると、2カ月後には全員が約20%増加する結果に。
取材・文/木之下潤 撮影/齋藤ジン イラスト/角 裕美 モデル/永谷佳奈