外反母趾や下肢静脈瘤、足底腱膜炎、扁平足、足裏の痛み、足首の痛み、むくみ、だるさ...。足の悩みはさまざまです。
足のトラブルを放置すると、やがては全身に悪影響を与え、さらにやっかいな症状を引き起こすケースも少なくありません。
生活習慣や歩き方、悪い姿勢など、原因は人それぞれですが、足のトラブルを起こす人には共通点があります。
それは、足裏のアーチが崩れていること。
年間約2000名の足の悩みを解決してきた、さいたま中央フットケア整体院院長の冨澤敏夫先生に、むくみや痛み対策に効果的な「足すっきりマッサージ」を教えてもらいました。
前回記事『毎日30秒でぐんぐん歩ける足に!「足ラクラク体操」』はこちら
むくみや痛み対策に!!「3分間 足すっきりマッサージ」
マッサージをするときは...
・1部位30秒ほぐします。
・お風呂上がりや寝る前に行うのがおすすめです。
ふくらはぎ
ふくらはぎを両手で挟むようにして、気持ちいいと感じるぐらいの強さで圧を加えます。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
足のすねの前側にある前脛骨筋をほぐします。気持ちいいと感じる強さで圧を加えます。
土踏まず
固まった足裏をほぐしていくイメージで、土踏まず全体に、やや強めに圧を加えましょう。
かかと
片手でかかとをつかみ、かかとをもむイメージで、左右に動かします。逆側の手で足首を支えて行います。
足の甲
両手で足の甲の部分をつかみます。雑巾をしぼるようにねじり、すぐに反対側にねじるのを繰り返します。
足の指
足の指を1本ずつ持って、「少し痛いかな」と感じる程度の強さでほぐします。
取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 モデル/永谷佳奈