食の欧米化をいいとこ取りするのが稼げる男/稼げる男は食事が9割(27)

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食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。

前の記事「注意!欧米食ベースの和食は余計に太る」はこちら

古いものが良い、外から入ってきた新しいものが悪いという思い込み

もし、一般的な考えのとおりに食の欧米化が糖尿病や高血圧、脂質異常症を増やしているのだと単純にみてしまった場合、稼げる男になるには、やはり肉などの動物性食品は避けて、低脂質で、ごはんを主食とした野菜中心の食事が良い食事ということになります。もちろん、これで健康的な毎日が送れるのであれば何も問題ありません。

しかし、多様化した食文化だけでなく、生活スタイルの変化に対応し、現代をよりパフォーマンス高く能力を発揮するには、もっと効率的で健康的な栄養の摂り方を実践すべきでしょう。

脳のエネルギー源である大切な糖質はたくさん摂って、血液をドロドロにするコレステロールなどを含む動物性の脂質はできるだけ控え、低カロリーである野菜類をたくさん食べるという考えが未だにまかり通った世の中ですが、これが正解と不正解が入り混じった誤った認識であることを理解して、本来の私達に必要な食事をしていく必要があるのです。

メリット・デメリットを取捨選択する食事が必要

欧米の料理は、肉中心でバターやラードなどの動物性油脂を使うことが多いです。このことをとらえて、コレステロールの多い欧米の食事が日本人の動脈硬化を増やしたという風潮がありますが、これはすこし解釈が違うのです。

動脈硬化の主な犯人はコレステロールではなくて、糖質です。糖質を多く摂ることを前提に脂質を摂ることを考えているのもひとつの要因でしょう。その点からも、食の欧米化という大枠だけが生活習慣病を増やしたと はいえません。

逆に欧米の食事に少なくて、和食に多いのが塩分です。欧米の塩分摂取量は1日5g前後といわれています。それに対して日本人の塩分摂取量は 11 g前後です。実は欧米の2倍以上なのです。 それは、元来「ごはんがいくらでもすすむ」という言葉が美味しいおかずの代名詞となるほど、私達はごはんを主食と考え、ごはんを中心に食事をすることが未だに根付いていることが一因です。

口内調味といって、味がしないごはんでおかずの味を中和させること を前提に食事をするので、おかずは必然的に塩みの効いた味になりがちです。脂質の摂取量が少なかった日本では、味を調整するのは脂質ではなく塩みだったのです。

そのため、胃がん、高血圧、高血圧による脳出血が日本人には多いのです。塩分を摂りすぎないようにということで、最近は薄味を意識する人が増えてきていますが、それでも厚生労働省が推奨する目標量の男性8.0g未満、女性7.0g未満にまでは減っていません。

こうして見てくると、それぞれの食事は健康に関して利点がある一方で、マイナスの側面もあり、食の欧米化が日本人の生活習慣病を増やしたとはいいきれないように思います。 カロリーだけに惑わされたり、油は体に悪い、穀物は体に良い、欧米食は体に悪い、和食は体に良いという、全か無の極端な思考は、ビジネスにおいても上手くいく考え方ではありません。

バランスというのは、それぞれの特性を知ってこそ取れるものです。単なるイメージと雰囲気でだけでは、やっているつもりにすぎないのです。とはいえ、自分の体の変化に敏感に反応し、体感でバランスが取れるようになる感覚も重要な要素ではあります。矛盾するようではありますが、その感覚を自然に磨くための学習と捉えることも重要でしょう。

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森 拓郎(もり・たくろう) 

1982年生まれ。株式会社rinato 代表取締役。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。
中京大学体育学部卒業後、地元の自動車ディーラーで営業成績トップを獲得し、その後パーソナルトレーナーになるために上京。大手フィットネスクラブの個人売上トップを獲得し、自身のスタジオを2009年にオープン。
ファッションモデルや女優など、身体を資本とした女性などを中心に、ピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導。メディア出演、記事監修、指導者育成なども行う。

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『稼げる男は食事が9割』

(森 拓郎/KADOKAWA)

ベストセラー『ダイエットは運動1割、食事9割』の著者が初めてビジネスマンのために書いた「稼げる男」になるための食習慣。「食事は自分への投資」という事実を理解する事からはじめる、誰でもできる食事法とは?

この記事は書籍『稼げる男は食事が9割』からの抜粋です
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