「食生活の善し悪し=仕事ができるかできないか」の法則/稼げる男は食事が9割(28)

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食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。

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太っている奴は出世できない

太っていると出世できないといわれますが、なぜ、太っているとだめなのかを考えてみましょう。

太るということは、食生活や健康の管理ができていない、ということです。生きていくうえで最も基本になる食生活や健康を管理できないということは、仕事においても自己マネジメントができないと見なされてしまいます。自分の好きな食べものを、食べたいだけ食べてしまうというのは自制心がなく、そして変化する体型に早期に気づき対策しないということも客観能力に欠けるといえます。

こう考えると、自分への最も身近な投資である食事に無頓着で、その結果、太ってしまうことは、稼げる男としては失格ということになります。

それどころか、自身の怠慢によってメタボリックシンドロームになってしまって、国の医療費を圧迫させているようでは、日本経済という大きな社会でみても、無駄に経費を浪費してしまう、仕事ができない男の烙印を押されても仕方がないことだといえます。

運動をしただけでは簡単に体脂肪を落とすことはできません。私の友人のように運動量で取り返そうと、1カ月に350㎞もランニングをするというのは、よほどの運動好きでないと時間の無駄としかいえません。

よく「そんなに食べていないんだけど、太っちゃうんだよな」という人がいます。そんな人も稼げる男にはなれないでしょう。なぜかといえば、なぜ自分が太るのか、その原因を把握できていないからです。仕事でも、なぜ失敗したのか、なぜうまくいかなかったのかを分析して、その原因を突き止められなければ、また同じ失敗をするでしょうし、成功へと導くことができません。

食事の管理、食欲のコントロール、太らないための食事への気配りなど、「食生活の善し悪し=仕事ができるかできないか」という公式が成り立つことになります。

次の記事「残念!腹筋運動ではお腹は凹みません」はこちら。

森 拓郎(もり・たくろう) 

1982年生まれ。株式会社rinato 代表取締役。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。
中京大学体育学部卒業後、地元の自動車ディーラーで営業成績トップを獲得し、その後パーソナルトレーナーになるために上京。大手フィットネスクラブの個人売上トップを獲得し、自身のスタジオを2009年にオープン。
ファッションモデルや女優など、身体を資本とした女性などを中心に、ピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導。メディア出演、記事監修、指導者育成なども行う。

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『稼げる男は食事が9割』

(森 拓郎/KADOKAWA)

ベストセラー『ダイエットは運動1割、食事9割』の著者が初めてビジネスマンのために書いた「稼げる男」になるための食習慣。「食事は自分への投資」という事実を理解する事からはじめる、誰でもできる食事法とは?

 
この記事は書籍『稼げる男は食事が9割』からの抜粋です

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