「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて!

国内で3000万人が悩んでいるといわれる腰痛。その痛みの原因である体の重心のズレを解消に導くタオル1本体操をご紹介します。今回は、理学療法士の酒井 隼(さかい・じゅん)さんに、「腰痛を防ぐ生活習慣」を教えてもらいました。

【前回】「腰痛を治す」タオル1本体操!「関節を安定させるための体操」を組み合わせれば効果アップ

腰痛を起こしにくくする生活習慣6

座るときはクッションで骨盤を支える

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_01.jpg

みぞおちの後ろの背骨あたりと背もたれの間にクッションを置くことで、背骨が後ろにズレることを防ぎます。特に長時間にわたるデスクワークや運転の際におすすめです。

腰に負担の少ない座り方をする

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_02.jpg

ソファに浅く腰かけてゆったり座ったり、背もたれに寄りかかって座ると、尾骨付近にある仙骨で体を支えることになり、骨盤は大きく後方化。30分に1回は、1分間でも背骨を伸ばして座りましょう。

下にあるものを取るときは、ひざを曲げてしゃがむ

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_03.jpg

ひざを曲げず腰を曲げて床にあるものを取ると前屈姿勢になり、腰への負担は通常の2. 2倍に。必ずひざを曲げてしゃがんでものを取るくせをつけます。

最低でも30分で姿勢を変える

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_04.jpg

「15分おきに姿勢を変えると腰痛が起きにくかった」という実験データや論文があります。体の重心を固定させないよう、最低30分に1回は姿勢を変えましょう。

起き上がるときは横を向いてから

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_05.jpg

仰向けから起き上がるのは禁物。ひざを少し曲げて横向きになり、上になった手のひらや下になった方のひじをつきながら、上体をゆっくり持ち上げて起きます。

負担がかかる前屈みをしない

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! 2203_P027_06.jpg

前屈みの姿勢は仰向けや立位に比べ、腰に大きな負担をかけます。腰を曲げるくせを見直すだけでも、体の重心の後方化を防ぎ、腰痛を予防することができます。

「腰痛」を起こしにくくする6つの生活習慣。腰に負担がかかる動作は避けて! fujisan.jpg

取材・文/岡田知子(BLOOM) イラスト/秋葉あきこ

 

<教えてくれた人>
理学療法士
酒井 隼(さかい・じゅん)さん
Terrace J 代表。整形外科病院で延べ5万人以上を施術した経験と研究データをもとに臨床に基づく治療法を考案。著書に『治療家が知りたがる腰痛改善法 1日5分「3つの体操」で体の重心を変えるだけ』他。

YouTubeで動画も見られます。

この記事は『毎日が発見』2022年3月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「健康」のキーワード

PAGE TOP