仕事に家事、子供がいたら育児まで...日々蓄積していく「疲れ」を感じると、「疲れない体になれたらなぁ」と思うことも多いはず。その疲れ、実は少しだけ生活習慣を見直せばなくせるかもしれません。女性専門の疲労外来ドクター・工藤孝文さんの著書『疲れない大百科』(ワニブックス)から、睡眠・食事・働き方といったさまざまな「疲れない方法」を連載形式でお届け。今すぐ「疲れる体」にさよならしましょう。
デートにも会議にも効く賢い座り方
心理学では、座る位置が相手の気持ちに大きな影響を与えるといわれています。
たとえば診察室で私は必ず患者さんの右側に座ります。
これは左側に座ると、患者さんの心臓の近くに座ることになり、患者さんに不安を感じさせてしまうため。
なお、真正面は敵対心を生みやすいので会議などでは正面に味方の人を座らせましょう。
デートでは正面よりカウンターの横並び席、あるいは打ち解けやすくなるテーブル横の斜め45度で、女性が男性の左側に座るのがベストです。
謝るときは午後2時がベスト!
「時間帯」も人の心理に大きな影響を与えています。
たとえば午前11時以降、正午前は空腹でイライラする時間帯。
上司などに謝罪する際はこの時間帯を避け、昼食後の2時頃を狙いましょう。
食後は副交感神経が優位になっていて、険悪なムードを回避できる可能性が大です。
夫婦の話し合いなども午前中はケンカになりやすいので避けるのが賢明。
交渉事は夕方に伝えると成功率がアップ。
夕方になると疲労が高まって判断力が鈍くなるため、説得しやすくなるといわれています。
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