「いすから立ち上がるとき」にひざが痛むならコレ!「足先内向きコーナースクワット」

実は、ひざの痛みは、下肢の筋肉を鍛え直すことで十分に予防や改善ができます。一生自分の足でスタスタ歩くために、ひざを守るためのトレーニングを始めましょう。戸田リウマチ科クリニック院長・医学博士の戸田佳孝(とだ・よしたか)先生に、ひざを安定させる2つの筋肉を強化する体操を教えていただきました。

【いすから立ち上がるとき痛い人】内股スクワットでひざを安定させる!

太ももの前側にある大腿四頭筋と裏側のハムストリングスが弱っていると、ひざを安定させることができません。

そのため、いすから立ち上がるときに痛みが出ます。

この2つの筋肉を鍛えることで、姿勢が安定してひざの痛みが防げます。

1回5セット×1日3~5回

① 内股で立つ

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足を内股にして、背中を壁に沿わせます。

② ゆっくりひざを曲げる

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壁に背中をつけたまま、ゆっくりひざを曲げて5秒数えます。その後、元に戻します。

※ひざを曲げたところで5秒間止める

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/木下大造 イラスト/かざまりさ

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戸田リウマチ科クリニック院長・医学博士
戸田佳孝(とだ・よしたか)先生
1986年関西医科大学卒業後、英国王立整形外科病院留学、関西医科大学整形外科大学院卒業。98年より現職。2004年日本整形外科学会奨励賞受賞、20年日本臨床整形外科学会学術奨励賞受賞。テレビ出演も多数。

軽快に歩けてひざにもやさしい!0868ff495c1bcb7bacebf2e31038aa5254bce05a123456.jpg

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この記事は『毎日が発見』2020年5月号に掲載の情報です。

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