もやしは水分ばかりで、栄養はないと思っていませんか?
実は、カリウム、カルシウム、ビタミンCなどを含み、大豆もやしなら、イソフラボンのほか、アスパラギン酸も豊富です。芽が出たところを食べるので、その発芽パワーも見逃せません。低カロリーなのも魅力です。
今回は、管理栄養士・料理研究家の牧野直子さんに、もやしをたっぷり食べたいときの炒め物レシピを教えていただきました。
もやしチャンプルー
1人分303kcal 塩分1.4g
材料(2〜3人分)
さば缶...1缶
もやし...1/2袋
木綿豆腐...1/2丁:大きめに崩す
かつお節...小1袋
紅しょうが...少々
サラダ油...大さじ1
しょうゆ...少々
作り方
①フライパンに油の半量を熱して豆腐を焼き付け、塩をふって取り出す。
②残りの油でもやしを炒め、しんなりしたらさば缶を崩しながら加えて、①を戻してしょうゆと炒め合わせ、器に盛る。かつお節をふって紅しょうがを。
チンジャオロースー風
1人分348kcal 塩分1.8g
材料(2人分)
牛こま切れ肉...150g
塩・こしょう...各少々
片栗粉...適量
もやし...1/2袋
パプリカ(赤)...1/2個
サラダ油...大さじ1
A
オイスターソース・酒...各大さじ1
おろしにんにく...少々
作り方
①牛肉は1cm幅に切り、塩、こしょうをふり、片栗粉をまぶす。
②フライパンに油の半量を熱し、もやし、細切りにしたパプリカを炒め、塩少々をふって取り出す。
③残りの油を加えて①を炒め、②を戻してさっと炒め、Aを回し入れて炒め合わせる。
取材・文/編集部 撮影/原 務 スタイリング/渡会順子 栄養計算/スタジオ食