2.「私のほうが生活費を多く払っている。そっちは少ししか払っていないじゃないか」
こちらは、共働きの夫婦にありがちな会話。
夫婦間で財布を別々にしていると、「自分のほうが多く払っている」ことで言い合いになりがちです。
それなら、現在の収入と支出を洗い出して、出費を分ければすむ話ですが、なぜか文句を言っている人もその提案はしません。
きちんと分けると、自由に使えるお金が減る可能性があるからです。
このような「自分のほうが多く払っている」というセリフが出るときも、多くの場合は相手を責めることで、自分を正当化しようとしているだけ。前向きな話をしようとしているわけではないのです。
3.「お金がないから、旅行ができない」
「お金がないから、○○できない」とグチを吐く人がいます。
夫婦の場合は、どちらかではなく、2人揃って言うことが多いと感じます。
しかし、そういう口グセがある夫婦は、お金が貯まりにくいといえます。「お金がないと何もできない」と自分自身に言い聞かせているだけで、貯める工夫を放棄しているからです。
それに対し、お金が貯まる夫婦は「お金がないから、別のことをしよう」と言います。
すると、「お金がないから(旅行ではなく)テントを買って、デイキャンプをしよう」というように、アイデアを出して楽しむようになります。こういうタイプは、出費についても工夫できるので、結果的にお金が貯まる仕組みを作っていくことができるのです。
4.「1年間で100万円貯めなくてはいけない」
例えば「100万円貯めなくてはいけない」という口グセがある人も、お金が貯まりにくい傾向があります。一見、ストイックのようですが、途中で挫折する人が多い印象です。
おそらく、自分で自分を勝手に追い込むあまり、日々の節約がイヤになってしまうのでしょう。
お金が貯まる人はムリのない範囲で貯金に取り組みます。
だから息切れすることなく、お金が貯まるのです。以上のような口グセや物言いを続けていると、いつまで経ってもお金が貯まりません。
心当たりがある人は、今日からでも直しましょう!