乳がん治療時に抗がん剤投与中に感じた心細さ/がんになった人だけが知っている人生で大切なこと

50歳前後から発症率が増加するがん。ただ、現代では早期治療をすれば生存率が高まるデータがあり、実際にがんとともに生きている人も増えています。自身も骨軟部腫瘍にかかり、がんサバイバーである医師の坂下千瑞子さんの著書『がんになった人だけが知っている人生で大切なこと』(アスコム)より、2つのケースのがんを発症したサバイバーの体験記を漫画の連載形式でお届けします。

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坂下千瑞子(著)

血液内科専門医、東京医科歯科大学医学部付属病院・血液内科特任教授/大分医科大学医学部卒業後、東京医科歯科大学第一内科に入局。2004年、米国ペンシルバニア大学血液腫瘍学講座の研究員となるが、留学中の2005年、背骨に腫瘍が見つかる。腫瘍脊椎骨全摘術をするも2度再発し、そのたびに重粒子線療法と化学療法を受ける。2007年よりがん征圧活動「リレー・フォー・ライフ」に携わる。2011年、東京医科歯科大学医歯学融合教育支援センター特任助教を務めた後、現職

 

横濱マリア(漫画)

元アニソン歌手の漫画家/趣味は神社仏閣巡り、カレーの食べ歩き、お酒など。著書に『おんなの酒道』(マッグガーデン)、『夢みる食卓』(芳文社)など

日本対がん協会のがんサバイバー・クラブ

 

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『がんになった人だけが知っている人生で大切なこと』

(著=坂下千瑞子 漫画=横濱マリア/アスコム)

がんになった人にしかわからない不安、家族しか体験していないエピソード。人生100年時代と言われ、医療の発達により「がんと共に生きる人」が増えています。自身もがんになり、現在では元気な生活を送っている著者が出会った6名の「がんサバイバーの体験」を漫画化した本。がんと向き合う上で参考になるヒントが詰まったお勧めの一冊。

※この記事は『がんになった人だけが知っている人生で大切なこと』(著=坂下千瑞子/漫画=横濱マリア/アスコム)からの抜粋です。
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