娘二人はそれぞれ大学生で一人暮らしになり、マイペースなだんなと夫婦だけの生活になったしまえもんです。
私の父は今年84歳ですが、ご飯をよく食べます。
昔はご飯茶碗2杯は毎食食べていたのですが
ご飯を何度もよそうのが面倒だと
山盛り(まるでマンガ飯のよう)にして1杯で済ませるようになりました。
同じ歳周りの方は歳と共に食が落ちるようで
よく驚かれるそうです。
ご飯はたくさん食べるのですが
おかずはそれほど食べるわけではなく
「数種類を前に並べて少しずつ食べるのがいいんだ」とよく言っています。
特別なものではなくて
漬物とか煮物とか明太子などがいいのです。
母が亡くなって、一人になってからは
あまり手間をかけないで食べられるものがいいようです。
父が一人暮らしになって最初の頃は
一人でおかずを作るのは大変かと思って
実家に帰るたびに「作り置き」を作っていましたが
母の味と違うのか、父の好みじゃないだけなのか
私が考えたより食べていないようなので
最近はあまりやっていません。
作りたては美味しくても、その後何度も食べると飽きたり
保存容器に入れて冷蔵庫に入れておいても
自分で関わっていないせいか
見向きもしなかったりするからです。
ある夏の日、茄子で揚げびたしを作り、冷蔵庫に入れて帰りました。
一ヶ月後くらいに実家に帰った際に、冷蔵庫にそのままあったのを見たときは
これはやめた方がいいなと悟りました。
父は自分で買い物へ行って
好きなものを買ってくることができるのです。
それでいいなと思うようになりました。
実家で料理する時は1~2回で食べ切れるものにしています。
しかし、ずっとご飯をよく食べる父が
この夏の暑さのせいなのか、歳のせいなのか
「最近食べられなくなった」ということを言います。
ご飯をたくさん食べる=元気!
みたいに思っていたので、かなり心配です。
涼しくなってきので、
少しは食べられるようになっているといいなと思います。
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