突然子猫が我が家に!だけど、53歳の私が新しくペットを迎えていいものか.../キッチン夫婦

こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を運営しているべにゆうです。

【前回】「俺より先に死なないでね」愛するものを"見送る立場"の残酷さ

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8月末のこと、私がちょうど自宅の茶の間に母と一緒にいた時だった。

もうミーちゃんを最後の飼い猫にすると、心の中で決めた矢先に出会いがあった。

近所の母の友人のOさんが、左手に広報誌、そして右手に小さなカゴを持ちやって来たのだ。

ん、カゴ? 何か入っている。

「今朝初めて出てきたのよ」と言って、すっと出したのは子猫ちゃん。

母はすぐ腕に抱き「かわいい」と愛おしそうに見ていた。

一方私は子猫の柄とか見る間もなく、(ミーちゃんは今、どこにいる?)と、とにかく入れるもの用意しなきゃとウロウロ。

Oさん曰く、「母猫見当たらないのよ。はぐれたようで、一人でヨチヨチと歩いていたから危ないのよ。世話してくれない? ○○ちゃんと○○ちゃんのとこも先にまわってきたんだけど、断られちゃったのよ」

母が断る要素はない。

うちでは、何十年もずっと犬と猫を2匹か3匹飼っていたけど、昨年に父と愛犬が相次いで亡くなり、猫が1匹となり、みんな寂しさを感じているところだった。

ちょうどその頃、母と私は「もう1匹、猫が犬どっちか飼いたいね」「どっちなら私たちで飼えるかな?」と何度も話し合っていた。

もちろん私は飼いたいけど、これから20年くらいちゃんとお世話できるかな。

母にはそういうことは言わないでいたけど、年齢的にぎりぎりだなと感じていて、新しく飼っても良いかどうかという迷いは小さいものではなかった。

だけど夫はペットを迎えることに積極的で、以前にもこんな会話があった。

「早く飼ったほうがいいよ。お母さん寂しそうだから、べにゆうさん本気で探してあげてよ」

「探しているけど年齢を考えるとね。ちゃんとその子の一生を幸せにできるのかなって」

「できるでしょ」

「でもさ、散歩したりトイレ掃除したり、シャンプーしたりするの私だよ」

「うん」

「病院連れて行くの私だよ」

「うん」

「ごはんとか買ってあげるの私だよ」

「うん」

「世話するのはほとんど私ってことだよ」

「うん」

「ふぅ~んそうですか」

夫から「俺も協力するから」という言葉が聞かれなかったのはちょっと残念だったけど、仕事関係に忙しいから、そこはもともと期待していない。

私は心配しすぎと言われてしまうくらいペットを大事にするのを知っている上で、ペットの世話をしたりする時間を十分にとっていいと、お墨付きをもらったようなものだし。

そう都合よく考えることにした。

夫は本気だったのでペットショップを巡っては、「この子はどう?」と画像をLINEしてくれたりもした。

私が「かわいいけど、毛が長いとトリミングに美容室行かなくちゃいけないよね。うちからは遠いからダメだよね」

「この子は?」

「この種類大きくなるよ。体力的に難しいからさ」

さらに譲渡会情報も知らせてくれた。

ではと、私も保護犬・保護猫情報や保健所など、里親を募集しているところを色々調べていた。

それでも、"この子って決めれない。いないなあ"という感じが続き、今年の初夏の頃には、探すのもやめていた。

(もういいと思う。ミーちゃん7歳、私53歳。この先の生涯、ペットはミーちゃんだけでいい)

ココ(新しい子猫)が来る2日前にはそう心に決めた状態だった。

そこからの急展開の出会い。

Oさんは「生まれて1カ月くらいかな」と言っていたけど、動物病院へ行ってみてもらうと、1カ月にもなっていないだろう大きさだった。

このくらい小さな赤ちゃん猫をお世話するのは初めて。

"元気に育てなきゃ"、とミルクのあげ方をYouTubeで学習。

私が母猫代わりをする生活が始まった。

そして私がより常に気がかりだったのが、"ミーちゃんが嫉妬しないように気をつけなきゃ"ということ。

おそらく母や夫が想像するよりも、私はだいぶ緊張して生活していた。

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きのこポタージュを使った簡単ミートローフ

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材料(4人分)

合い挽き肉...350g

a:玉ねぎみじん切り...1/2個分

a:にんにくみじん切り...2片

a:マッシュルームみじん切り...7個分

b:卵...1個

b:きのこポタージュの素...1袋

ベーコン...5枚

オリーブ油...大さじ2

ローズマリー(添えもの)

作り方

(1)フライパンにオリーブ油を熱しaを炒める

(2)合い挽き肉をボウルに入れ(1)を加える。きのこポタージュの素、bを加えて錬り混ぜる

(3)アルミホイルにベーコンをしき(2)をまとめてのせたら、ベーコンで巻く

(4)オーブンを200℃に熱し(3)を入れ45分ほど焼く。粗熱がとれたら切り分けて出来上がり

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

キッチン夫婦・べにゆう

夫と2人で始めたブログの名前が「キッチン夫婦」です。料理や食べ物、食卓やキッチン関係のことを夫婦で話をして、そのことをブログに書いていけたらいいね、ということで始めたブログだからです。妻の私が記事を書いていますが、夫は記事にするアイディアを考えたりイラストを担当。その夫、私と結婚前の8年間ほど、シングルファザーで息子を育てていました。そして今年息子が就職で家を離れた。夫はさぞかし「息子ロス」になってしまうのではないかと心配されましたが、無事に乗り越えてきているように見える。その様子を見守りながら、コロナ禍のさなか夫が立ち上げた新規事業を手伝うべく、様々な発見と困惑に直面しながら日々奮闘中です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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