「40代の女性です。我が家は夫と役割を分けていて、家事はすべて私が担当。私が具合が悪くなったときは夫が家事を代わってくれるのですが、その様子を見ていると人には向き不向きがあるんだとしみじみ思うのです...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■得手、不得手がはっきり分かる夫
私は48歳、1歳年下の夫と10代の娘の3人で暮らしています。
我が家は、家事やお金の管理、車の運転などについて、すべてが完全分業制です。
夫と私は得意なことがまったく違うので、結婚してから試行錯誤しながらそういうルールを築いてきました。
夫婦で同じ部分を担う場合、スキルレベルが違うと、相手がやったことに対してイラッとしてしまいます。
そのため、我が家はすべての家事を私が担当。
私もフルタイムで仕事をしていますが、毎日の家事を夫にやってほしいとは思いません。
そのほかにお金の管理、役所関連の手続きなどは私が担当しています。
もちろん、私にも苦手なことがたくさんあるので、夫に任せることもたくさんあります。
運転や子どもとスポーツをするなどのアクティブなこと、お出かけのプランニング、保険や車関係などは夫が担当です。
昔からの友だちやママ友、職場の同僚など、ほかの夫婦の話を聞いていて、うちとは違うルールがあると面白いなと思ってしまいます。
たまにうちとは真逆な分担の夫婦もいます。
■自分の担当タスクをまっとうできない場合の対策は万全
体調が悪い日などはお互いの分担を一時的に引き取ることもあります。
例えば、私の体調が悪いときには、代わりに夫が家事をしてくれます。
しかし、夫がするのは食事の準備と片付けだけで、それ以外は基本したくない様子。
夫は不器用で要領が悪く料理もあまり上手ではありません。
得意、不得意って本当にあるんだと見ていて思います。
練習すればなんでも上手くなるとか、そういう感じでもないのです。
「独身時代は自分も家事をすべて完璧にこなしていた」と娘には自慢していますが...。
私の場合は車の運転が苦手で、可能なら運転なんてしたくないほどなので、夫の場合にはそれが家事なんだと思います。
幸い、私の家事や料理に不満はないみたいで任せてくれるからいいのです。
しかし、私の体調が悪いときなどに、夫が家事をしているのを見ると、もっとこうやってほしいのに! とイライラしてしまい、なんだかパワーが吸い取られてしまう感じです。
もちろん、私の代わりにやってくれているので、文句は言わないようにしているのですが...。
そのため、緊急時用に作り置きの食事をストックするなど、できるだけ夫が家事をやらなくていいように普段からしっかりと対策しています。
自分が余計にイライラしないためです。
また、最近は娘にいろいろやってもらおうと教えていて、夫より役立つなあと頼もしく思っています。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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