夫不在の長い連休。「あなたのために来てあげた」という義両親のお世話が大変で......

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:はっしー
性別:女
年齢:49
プロフィール:パートで働く主婦。夫と息子の3人家族で、趣味は余暇に漫画やアニメを見ること。

15.jpg今は高校生の息子が、まだ3歳だった頃の話です。当時、私は35歳で専業主婦。育児と家事に明け暮れていた私の生活の潤いと言えば、大好きな漫画やアニメを見ること。

しかし夫はその方面への理解は全くなく、私が自分の趣味を楽しむ時間は、夫がいない間、かつ息子のお昼寝タイムの1日1~2時間程でした。

そんな折、夫がGW期間に4泊5日の海外出張へ行くことになったと、少し申し訳なさそうに私に告げました。確かに折角の連休に妻と子だけで留守番になってしまうのですから、一般的にはがっかりするところでしょう。

しかし、完全にオタクの道を突き進んでいた私は、GWに仕事が入ってしまった夫には悪いと思いつつ、心の中で大いに喜んでいました。夫が不在ということは、夜に子供が就寝した後、何をしても許される自由時間を手に入れられるということです! 見たかったあのアニメDVDを借りてこようか。話題のあの漫画を大人買いして一気読みもしたい! 私は早くもやりたいことを頭の中で考えて、期待に胸を躍らせていました。

そんなときです、義母から電話がかかってきたのは。

義母は当時60歳、義父は68歳でした。義父は読書以外にこれといった趣味もなく、外にも出ることも少なく、ずっと家にいる生活をおくっており、義母もそんな義父の面倒をよく見ています。そんな二人にとって我が家の息子はたった一人の孫なので、それはもう大層可愛がってくれました。私に対しても普段は気遣いの言葉もかけてくれ、二人とはそこそこ良好な関係を築いていると思います。

夫から出張の話を聞いた義母は、電話口で「GW、母親一人で育児は大変でしょうから私達が行って手伝ってあげる」と私に言ってきました。

夫の田舎は電車で4時間程かかる距離ですので、来るならばわが家に泊まることになります。そして偏食の義父は食べられないものが多く、彼に食事を出し慣れていない私には、どんなものを作って出せばいいのか悩ましく、正直かなり負担です。

当然私は「子供の世話は一人で大丈夫。夫がいない方が羽を伸ばせるくらいなので、何も問題ありません。むしろ一人の時間も欲しいので、手伝いとかの気遣いは不要です」と本心を伝えました。けれど、そんな私の訴えに彼らは聞く耳を持ってくれません。ただただ「(私)さんに楽してもらう為にそっちへ行ってあげる」と言い張り、最後は私が折れて義父母が来訪してくることになりました。

結局、二人が我が家に滞在していた4日間の間、寝食の世話をしたり日中は車でドライブに連れて行ったりして、彼らはGWを満喫して帰って行きました。無論、私にはその期間、自分の趣味に費やす時間など1分もありませんでしたが。

とは言え、私は別に義父母が夫の不在中に泊まりに来たことそのものについて苛ついたわけではないのです。いつも嫁の私にも良くしてもらっているので、意地悪したいわけでもありません。

ただ、わが家に来たいのは彼らの方であったのに、最後まで「私に楽をさせる為」「行ってあげる」との言葉でゴリ押しされたことにモヤモヤしてしまったのです。素直に「折角のGWなのに暇だから孫に会いたい」と言ってくれれば、それなら仕方ないなぁと私も気持ち良くお迎えできたと思うのです。
たった言い方ひとつの話ですが、これだけで受け取る側の印象が大きく変わってくるものなのだということをしみじみと感じた出来事でした。

ちなみに現在は高校生の息子は義父母大好きなので、一人で電車に乗って彼らに会いに行くようになりました。お陰様でその期間は義父母も喜んでいますし、私も自分の趣味を満喫させてもらっています。

関連記事:義実家のイベントが多すぎてウンザリ!"いい嫁キャンペーン"を終了して断るべき?

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP