2匹の黒猫と暮らすフニャコです。
全身真っ黒なので見分けにくい黒猫ですが、似通った見た目とは裏腹に12歳の女の子スミちゃん、4歳の男の子アヤちゃんは全く性格が違います。
前回、控えめなスミちゃんを掘り下げましたが今回はアヤちゃんのことを掘り下げたいと思います。
【前回】ツンデレ愛猫が愛おしい!「つれない態度」が多いけれど、その分甘えられた時の幸せたるや...
我が家に迎えた子猫の頃は手がつけられないほどの暴れっぷりで人間も先住のスミちゃんも呆気にとられるほどでしたが、4歳になった今はこんなにも変わるのかと思うほどの落ち着きっぷりです。
シニアのスミちゃん以上に動きません。
健康診断のたびに肥満を指摘されるので運動させたいのに、あの手この手で遊ばせようとしても、やってくるのはいつもスミちゃん。
アヤちゃんは岩のように動きません。
スミちゃんが遊ぶのを眺めるのが日課です。
4歳で隠居だなんて早すぎるよアヤちゃん...!
猫の性格は千差万別ですが、男の子は単純で甘えん坊が多いとよく聞きます。
確かに、我が家の歴代の猫たちもそのような傾向があると思います。
甘えん坊で危機感のない子たちが多かったかもしれません。
どちらかというと女の子は慎重で神経質な子が多かったです。
私自身はアヤちゃんからは全く甘えてもらえないのですが、娘に対してはすごく甘えます。
まあ、猫にも好みはあるでしょうから娘のことを大好きだということはよくわかります。
しかし!!
単身赴任で滅多に家に居ない夫に甘えるのには納得がいきません!!
猫のお世話は99%私なのにどういうことでしょう。
子猫の頃、毎日のように私に怒られていたからかも...。
今どれだけ優しくしようともそれを覚えていて甘えたい人にはならないのかもしれません。
性格はとにかくビビリです。
少しの音にビクビクしています。
家の電話が一瞬ワンギリで鳴ると、唸って確認しに行ったり、ティッシュを1枚取っただけで飛び上がります。
そんなアヤちゃんですが、私のことを召使いのように思っているのでしょうか。
私にだけ要求が多いです。
窓を開けて! 洗面台でお水飲ませて! お風呂のシャワーのお水飲ませて!
娘に対して鳴く丸っこい声とは別猫のようなダミ声で私を呼びつけるのです。
しかも要求が細かい!
夏は常温で許されるのですが、それ以外の季節はさらに37度程度のぬるま湯オプションも追加されます。
こだわりのある男、アヤメ。
ひとりが好きなスミちゃんと比べ、アヤちゃんは人間の側が好きです。
安心するのでしょうか。
甘えはしませんが気づけば私の側にいることも多いです。
大好きな娘に対してはゼロ距離のことも多いですが、足にもたれて寝ていたアヤちゃんに顔を近づけると嫌がって逃げるそうです。
顔を近づけられるのが苦手とのこと。
一定の距離感を保ちたいのでしょうか。
アヤちゃんは小さい頃、遊んでもらったり指導してもらったスミちゃんのことを好意的に思っているように感じます。
冬でもお互いくっついて寝たことは一度もない距離感ではありますが、行動の真似をしたり、悲しそうな声で鳴く時は見に行ったりします。
横切ったスミちゃんを噛もうとしたり、突然お互いの理不尽な攻撃で戦いが始まることもあり一見仲が悪そうにも見えますが、それでも嫌いというわけでなく、どちらかというと好き寄りです。たぶん。
好きだけど馴れ合うのは嫌なのかもしれません。
書き出してみると性格や考えているだろうこと、未だにわかっているようでわかっていないこともあるなあと感じます。
言葉がわかれば聞いてみたいことはたくさんあって。
それでもやはりスミちゃんよりはアヤちゃんの方が行動の意味が単純でわかりやすいです。
人間としてはべったり甘えてほしい気持ちもありますが、ごくたまに信頼を寄せてくれる時の喜びを噛み締め、呼ばれたら駆けつける毎日を送ろうと思います。
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