「僕は間違っていない」寄付のために髪を伸ばす小学生の息子。そこに届く心無い周囲の言葉が...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。

「僕は間違っていない」寄付のために髪を伸ばす小学生の息子。そこに届く心無い周囲の言葉が... 17.jpg

我が家の3人兄弟の末っ子は、もうすぐ3年生になる8歳の男の子です。

幼稚園年長だった2年前の冬休みから髪を伸ばし始めました。

ある絵本をきっかけに、ヘアドネーションを知り、ヘアドネーションすることが目標になったからです。

いまでは腰近くまで髪が伸びていますが、「もう少し伸ばしてから寄付したい」と、まだ伸ばし続けています。

息子はやわらかい顔立ちをしていることもあって、いつも女の子と間違われます。

日常生活ではもちろん、旅先でも「お姉ちゃん」と呼ばれてしまいます。

いまとなっては、私は息子が「お姉ちゃん」と呼ばれることには慣れてしまいました。

息子のために訂正したほうがいいのかなと思うこともありますが、間違えるのも無理はありません。

店員さんなどにいちいち訂正して説明するのも気が引けて、聞き流しています。

しかし、学校で息子が受けている冷やかしは、親として悶々としてしまうことが多々あります。

入学当初、本当に女の子と間違われることがありました。

しかし、いまは小学校も3年目です。

息子のことを男の子だと認識したうえで、未だにからかってくる子も多くいるようです。

普段はあまり口にしませんが、私と2人でいるときに、息子はからかわれていることについて弱音を吐くことがあります。

息子の下の名前に「ちゃん」をつけて呼んでからかってくること、グループ決めで女の子ばかりのグループに入れようとしてくる男子がいること。

中でもやはり息子が一番傷つくのは、男子トイレに入ろうとするのを阻まれることのようです。

数人の男子にトイレから追い出されたり、「女子トイレに行けよ!」と言われたりするのだそうです。

そんな話を聞くと私はつい怒ってしまい、「連絡帳に書いて先生に相談してみようか?」と言うのですが、息子は「それはしなくていい」と言います。

どうせ先生がいないところで言ってくるから、無視するしかないと思っているようです。

「そんな思いをするくらいなら、いっそのこと髪を切ってもいいのでは?」

何度か提案しましたが、それは「絶対にしない」と言います。

「自分で決めたのだから絶対にヘアドネーションする、僕は間違っていない」

力強く言いました。

先日、参観日で息子のクラスの授業を見学する機会がありました。

廊下で会った男の子が私を見て、「お母さん、どうして〇〇君は女の子みたいなの?」と、その場に息子もいるのに聞いてきました。

あきらかに息子が男子だと分かって、息子の目の前で、親である私にそんなことを聞いてくるなんて意地悪なのでしょうか?

それとも無邪気なだけなのでしょうか? 

いずれにしても、息子にとって気持ちのいい言葉ではないと思い、親として辛くなりました。

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