皆さま、こんにちは。医療ジャーナリスト・吉澤恵理です。
前回のコラムでは、4回の妊娠を経て108kgまで増えた体重から53kgの減量に成功した方法について詳しくお話しさせていただきました。
前回のエピソード:知らない間に体重108kg!いろいろ試してたどり着いたダイエット方法
第1回目でもお話しましたが、17号の服がきついことで目覚めたダイエットですがそのほかにもダイエットを固く決心させる出来事がいくつか続いたのです。
ママ友に「いつ出産?」と聞かれ...
独身時代はストイックなダイエットをしていた私ですが、妊娠を機に食べることへの罪悪感がなくなりました。食べつわりだったこともあり好きなものを好きなだけ食べるようになっっていました。ピーク時は、外食しても2人分を食べるのが当たり前、家では食事の後に菓子パン、その後にさらにデザートという食生活、太るのも当然です。
当時は太っているとはいえ結婚生活もうまくいっていたし可愛い子供にも恵まれ幸せでした。だから私の生活で太っていることはマイナスではなかったので痩せようとは全く考えていませんでした。
そんなある日、幼稚園のママに「いつ出産?」と言われたのです。そのママは、太っている私を妊婦だと思ったわけです。「いえ。違いますよ。太ちゃって。。。」と笑って答えたのですが、妊婦ではないと知ったそのママのあまりの驚き様に「アレッ?太っているってダメかな」と思い始めました。
ちょうど同じ時期、家事をしているときにしゃがんだら「あっ!」と思った瞬間、後ろにコロリンと転げてしまったのです。太りすぎて自分で重心がわからずバランスが取れずに転げてしまった私。「そんなに太ってるんだ。」と改めて実感しやる気スイッチがONになったのです。
挫折しないコツは目標設定の方法
女性にとってダイエットが永遠のテーマであるのは、挫折しやく成功が難しいという点が一つの理由だと思います。私が挫折しなかったのは、目標を小さく設定したことが功を奏したのだと思います。1週間ずつの表を作り毎日、体重測定をしっかりとしました。そして、その表の幅を前後3kgで作ったのです。こうすると体重の少しの変化でもよくわかり、いきなり10kgなどという大きな目標ではなく1kgずつ着実に減っていくことを実感できたので挫折せずに済みました。
この経験から、ダイエットの極意は、5kgや10kgを目標とするのではなく、まず1kg痩せるという積み重ねだと思っています。
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