電話したときの「はい」に一喜一憂!? 親の介護のことを思うと将来が不安でしょうがない

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:5カ月の間に結婚式が2回も!おめでたいことだからいいのですがキツイなあ...。

電話したときの「はい」に一喜一憂!? 親の介護のことを思うと将来が不安でしょうがない 25.jpg

私の母(85歳)は近隣の市で1人暮らししています。

いまのところ足腰もしっかりとしていて元気です。

ただ、母は団地の4階に住んでいるのですが、ここにはエレベーターがありません。

私でも4階までの階段はちょっとキツイなと感じるのに、母はこの先暮らしていけるのか...。

逆に言えば、この階段のおかげで母は足腰が鍛えられているのかもしれませんが...。

以前、団地の高層階に住んでいる方は、高齢になるとその団地の下の階に引っ越せるなんて聞いたこともありました。

でも、母の住んでいる団地には空きはありませんし、そもそもそんなことができるのかも分かりません。

もちろん費用もかかるでしょうし、高齢の親がいる方には分かってもらえるかもしれませんが、エレベーターなしの4階住まいの80代...不安しかないのです。

そして、母には兄(91歳)がいます。

先日、その兄が認知症になり、介護施設に急遽入ることとなりました。

このように母もスムーズに介護施設に入れればいいのですが、なかなか難しいと聞きます。

もしも待つことになったら...在宅で介護をすることになると思います。

母も将来、介護が必要だという覚悟はあるようですが、昔から家に他人を入れるのが大嫌い。

「ヘルパーさんに家にあがってもらうのはイヤだ」と話しており、私がヘルパーさんの仕事をすべてできるのか心配です。

また、介護施設に入ったら生活面では安心かもしれませんが、何かあったら連絡が来るというのも大変そうです。

以前、同じ職場だった方(女性、当時52歳)のお母さん(当時91歳)は、グループホームに入所していましたが、ホームからよく電話がかかってきていました。

具合が悪くなったお母さんのために救急車を呼んで、明け方まで付き添い、そのまま職場に来ていたことを思い出します。

他にも高齢の親を持つ方と「親との電話」について話したことがあります。

かかってくれば一瞬、何かあったんじゃないか? どうかしたのか? などと思ってしまいますし、こちらから電話をするときも、まず電話に出てくれるのかどうか心配です。

母が電話に出たときの「はい」という声に耳を集中させてしまいます。

元気のよい「はい」ならいいのですが、疲れているような、しんどそうな「はい」だと、どこか悪いのではないかと心が折れそうになってしまいます。

先のことを心配してもキリがありませんが、私は一人っ子なので、ある程度の覚悟をしておいたほうがいいと思うのです。

母のことを思うと私が不安になることを、母に知ってもらえたらなあ...と感じています。

「この不安から解消される日=親がいなくなる日」なんだと思うと、それも悲しいのですが...。

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