<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:パート主婦です。実りある一年を過ごしたいです。
2022年12月のことです。
同居している義母(74歳)は、30年程前の交通事故によって身体が不自由になりました。
そのうえ、2019年頃に路上で転んでからというもの1人で歩くのを嫌がるようになったため、さらに足腰が弱くなりました。
そこで、最近の義母の食料品の買い出しはほぼ私(51歳)がやっています。
買い物に行くときは義母に「何がいい?」と聞くようにしています。
ですが、義母ははっきり自分の意見を言うのが苦手のようで、「私は、好き嫌いがないから何でもいいよ」と、いつも言うのです。
この「なんでもいい」が本当に大変です。
私はパートといえども週5勤務で、行き帰りの時間を合わせれば半日は潰れます。
その合間で買いものをするのですが「何でもいい」と言われてしまうと、何を買って良いのか分からず、時間がかかってしまいます。
しかも義母は入れ歯なので食べるものを選ぶ必要があります。
好みも実ははっきりしているので「何でもいい」というのは本当ではありません。
例えば、漬物一つにしても「茄子は固い」「柴漬けも固くて食べられない」と言います。
じゃあ千枚漬けのようなものを買えば「かぶは嫌い」という始末です。
白菜の漬物なら食べられるようですが、毎回同じ漬物じゃ飽きるだろうと悩みます。
「豆腐は嫌い」「歯が悪いから固いものはダメ」「外国産の肉は固くて食べられない」などなど...。
今、いろんな物が値上がりしているので、極端ですが、お昼などは納豆とかで済ませてほしいのが本音です。
しかし義母は、「納豆は胸ヤケするからダメ」じゃあ何を買ったらいいんでしょうか。
中学生の娘は偏食で「麻婆豆腐」や「カレー」「唐揚げ」など決まったものしか食べません。
「麻婆豆腐」や「カレー」などは義母からするとちょっと重いメニューのようで、これもNG。
何とかカレーは食べてくれますが、次の日は一切口にしません。
だったら自分で作ってよと思うのですが、元気な頃から「食べるのは好きだけど、作るのは好きじゃない」のだそうです。
言い切るのもすごいなと思いませんか?
義母はもともと食べることが大好きなので、私がちょっと変わったサラダなどを買ってくると喜んで食べています。
好奇心旺盛なのはいいことなのですが、そういうおしゃれなサラダは少し割高になってしまい、いつもいつも買うのは難しいです。
物価高の現在、なんとかして食費を削っているこっちの身にもなって欲しいものです。
「何でもいい」とこちらに判断を任せるくせに文句だけいう義母のスタイルに参ってしまいます。
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