<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学5年生の息子、の3人暮らし。共働き家庭です。
私(42歳)には小学5年生の息子がいます。
息子の同級生のお母さん・Dさん(40代後半)が異常なまでの心配性で、保護者の間でも「ちょっとどうなの?」とドン引きしています。
Dさんは、毎朝ご自身の娘さん(小学5年生)を含めた近くの分団登校班を「不審者が今多いから少しでも気を抜いたらダメ!」と巡回します。
子どもたちの安全を考えるとありがたいのですが、ちょっとやり過ぎなのです。
登校する子どもたちに「行ってらっしゃい」と優しく声をかける近隣の方に向かって、Dさんは「子どもは不審者か判断ができないので、むやみに声をかけないでください!」と失礼な発言をして突っ掛かります。
また「今日はいいお天気だね。外で遊べるね」「そうだね」といった子ども同士の微笑ましい会話でも許しません。
「コロナだからおしゃべりしないの! 5年生でしょ!」と厳しく叱ります。
子どもたちも、そんなDさんにすっかり萎縮してしまっています。
さらに、Dさんは自分の娘さんにも「公園には大人としか行ってはダメ」と言っています。
女の子ですし、最近はいろいろと事件も多いので、親として心配する気持ちは分かります。
でも「小5にもなれば、娘さんも友達同士で遊びたいだろうな」と、やきもきします。
Dさんは、小学生に限らず、近所の中学生にも目を光らせており「公園は大人と一緒しかダメ!」なのです。
これは言い過ぎだと思いますし、度を超えています。
周りの子どもも大人たちも「いちいち、うるさ過ぎる、ほっといてほしい」と、心底ウンザリしています。
ただ、Dさんに悪気はなく、使命感から子どもたちの安全を思っての言動なのだと思うと、なかなか指摘できません。
先日、我が家の郵便受けにメモが入っていました。
「いつでも近所をパトロールしています。〇〇くん(息子)のおうちも知ってるよ! 不審者を見たり、困ったりしたらすぐにDまで!」
ご丁寧にDさんのスマホの番号まで書かれていました。
私も夫も、このメモにはドン引きでした。
夫は「ほかっておくしかないよ」の一言です。
私は「あなたのほうがもはや不審者だよ!」と思ってしまい、近所で今一番怖い「不審者」はDさんです。
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