「在宅ワークなら時間作れますよね?」ママ友たちの「勝手な思い込み」にイライラ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ayuko
性別:女性
年齢:45
プロフィール:現在フリーの在宅ワーカー。仕事がやっと軌道に乗ってきた分、プライベートな悩みも増えてきました。

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主に在宅で仕事をしている45歳の主婦です。

コツコツと在宅ワークでお小遣い稼ぎ程度の仕事をしていましたが、2人の子ども(8歳、12歳)が小学生になったのを機に、本格的に自宅でやるようになりました。

在宅ワークのメリットは、なんといっても通勤時間がないこと。

公共の交通機関が遅れて、子どもの帰宅時間やお迎えに間に合わないという心配がありません。

また、家の近くで仕事をすると、近所の人と同じ職場ということがあると思います。

すると、授業参観や学校が午前授業の日など、仕事を休みたい日が重なってしまう心配がありますよね。

在宅ワークならそれもないのもありがたいポイント。

知り合いからは「家だとダラダラして仕事スイッチが入らないんじゃない?」と言われますが、ちゃんと入れ方があるのです。

夫と子どもを送り出し、家の中をすっきり片付けて生活感を少しでもない状態にする、急なオンライン会議に対応できるように着替えてメイクもする。

そうすると自然とスイッチが入りますし、部屋もきれいになって一石二鳥です。

子どもの学校行事の際は、数時間だけ抜けてまた戻って仕事ができるのも魅力です。

授業参観にも毎回出ていますし、役員の集まりのスケジュールを決める際も「皆さんに合わせます」と言ってきた私。

このような働き方をしていることを特に周囲に言っていなかったので、専業主婦だと思っていた父兄も少なくありません。

むしろ、小さいこどものお世話や介護に取られる時間がなく、いつでも出てこれるお母さんと思われてしまったようで、これが面倒の種になりました。

よくあるのが、朝の交通指導。

普段は交通指導員さんが立っているのですが、交通指導員さんが不在時は登校班のグループLINEに連絡が来ます。

私は何度もやっていたので、ほかの方にもやってほしいのです。

誰もやる人がいなければ協力しようと思っていましたが、最近は「仕事で行けません」「都合が悪いので行けません」のオンパレード。

仕方がない、やるか...と思ったら「〇〇さん(私)在宅ワーカーだから大丈夫だよね? お願いできますか?」とメッセージが。

もちろん、仕事に支障がでない範囲で学校関連のお手伝いもしたいと思っていますが、私に頼めばやってくれるという空気になっています。

在宅で仕事をしていると伝えていても「家で仕事をしているから都合がつきやすい保護者」とほかの父兄にインプットされてしまっているようです。

この時代、お仕事をしているお母さん、赤ちゃん育児をしているお母さん、介護をしているお母さんなど、何もしていない保護者のほうがごく少数だと思うのです。

それでも子どもたちのために、少しずつ時間を作って学校に協力するものではないのでしょうか。

今は子どものためと割り切って協力していますが、もう心が折れてしまいそうです。

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