こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】義母と義父の「W介護」でバタバタ...お世話になった叔父の葬儀にも行けないかも?/山田あしゅら
4時過ぎに夫が仕事から帰って来ました。
夜間診療での診断の結果によっては明日、明後日のことを改めて考えなおさなくてはなりません。
そして5時。
いよいよ義父がデイサービスから帰って来ました。
と、送迎のスタッフからも念押しされたところを見るとデイサービスでよっぽど痛がっていたようですが...
家に着くなり義父はトイレに直行。
その動作はいつもと変わりありません。
多分胸の骨が折れていたら身体を動かすこともままならないと思うのですが。
トイレから出てきた義父にこの後、夜間診療で診てもらうことを伝えると
デイサービスで大騒ぎしたであろうことはどこへやら。
重篤な状態だったら明日まで待てないでしょ?
それに明日は連れて行けないって言っているのに...。
かかりつけのワダ整形がマストの義父はしばらく抵抗していましたが、結局息子夫婦の説得に折れ、夜間診療へ行くことをシブシブ了承しました。
夜間診療は19時半の開始です。
少し早めに夕食を済ませ
受診の準備をしていると
いつも通りに風呂へ入ると言い出す義父。
全くもってゴーイングマイウェイなお人です。
こちらも『万が一』を心配していましたが、余分な医療費を使ってまで連れて行く意味がないような気にもなりますワ。
だけどまた後で「痛い痛い」と言われても困りますものね。
予定通り夜間診療行き決行であります。
夜間診療は利用者が多く長時間待たされます。
夫も仕事の後での付き添いはかなり疲れたことでしょう。
私も家で心配しながら義母と待つこと2時間。
結果は...
湿布2袋処方され無事ご帰還されたお二方。
この場合重い怪我でなくてヨカッタと思うべきか。
困ったカマってちゃんをそしるべきか...。
まぁ、大事に至らなかったことには感謝せねばなりますまい。
お陰で翌日の展覧会搬入も出来ました。
翌々日の叔父の葬儀もデイサービスへ2人を送り出したあと、落ち着いてお別れすることが出来ました。
こうして何がいつ起きるか分からないW介護の日々は綱渡りを繰り返し暮れていきます。
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