<この体験記を書いた人>
ペンネーム:GoldenFish
性別:女性
年齢:49
プロフィール:中途入社して約20年たちます。同世代が多くおしゃべりは楽しいのですが、ザ・お局様にならないようにしないとと思うこの頃です。
勤めている会社に入ってから約20年がたちます。
若かった頃から知っている同僚や先輩もおばちゃんおじちゃんになり、病気をした話や閉経の話、家族の話など、同世代ならではのおしゃべりが楽しいです。
長年勤めている分、同世代の同僚たち(私も含めて)は手際もよく、要領よく仕事はできていますが、忘れっぽくなってきました。
仕事での失敗は笑えないので、メモをモニターに貼りまくったり、TO DOリストをデスクトップにメモしたりして、なんとかミスしないようにやっています。
IT系の会社にいるので、優秀な大学や大学院を出た息子、娘くらいの年齢の新入社員がどんどん入ってきます。
ジェネレーションギャップを日々感じつつ、自分たちが若い頃とは物事のとらえ方、考え方が違っているので、ハラスメントにならないよう気をつけて対応しています。
この年齢になって、「社内での自分の立ち位置はどこが最適なのか?」そんなことも考えるようになりました。
そんなある日のことです。
久しぶりに同世代の女性たち6人ほどで飲み会をしました。
この年齢特有の体の悩みや会社の人の噂話など、楽しい時間だったと思います。
噂話や悪口も笑い話になるうちはいいのですが、中に1人、最初から最後まで若い社員への愚痴ばかりを言っている女性・Cさんがいました。
最初は、Cさんの話すその社員の傍若無人ぶりにびっくりしていました。
仕事中に寝ているとか、悪びれずに遅刻してくるとか、どの会社でも怒られる行為ばかりです。
私たちも、分かるよ~そうだね~、と聞いていましたが、Cさんがその社員を無視していると聞いて、ちょっと白けてしまいました。
先輩として、上司として、怒ることも指摘することもしないなんて、陰険な行動だと思ってしまったのです。
無視した理由を聞くと、パワハラになるから何も言わないのだそう。
この発言を聞いて、他のメンバーも気まずそうな雰囲気に...。
正直、Cさんとは一緒に仕事をしたくない...と思ってしまいました。
いろんな部署を経験して昇進しているCさんは、確かに仕事はできる人だと思いますが、文句が多いことでも有名です。
傍若無人な若者に対して無視を決め込むのではなく、自分の思っていることを上手に伝えられる技術があれば、あんな愚痴ばっかりにならずに済むのだろうと思ってしまいます。
確かに、指摘することは難しいと思うのですが、言われなければ直らないのですから。
若い人も社会に出て変わっていかなければいけないけれど、50、60代の私たちも変わっていく必要があると感じた飲み会でした。
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