こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】貯金のうちどれくらいを投資に回したらいい? 大切なのは「生活防衛資金」/斗比主閲子
【最初から読む】現在「富裕層」の私がいかにして危険な姑との二世帯住宅に住むことを決めたか/斗比主閲子
私はもう長い間余ったお金を投資して生きています。
家族は当然知っていますが、友人知人の何人かにも私が投資をしていることは伝えています。
誰彼構わずにリアルの交友関係の人に対して、「私は投資をしていて、富裕層だよ!」なんてことは言いません。
犯罪に巻き込まれることもあるかもしれませんし、何より、そんな人は嫌われますよね。
私だったら、交流するのを止めます。
私が投資をしているのを知っている友人知人は、もっぱら私に対して投資相談をしてきた人たちになります。
「なんとなくお金に詳しそうだけど、投資のことも知ってる...?」みたいに質問されたときに、自分の投資遍歴を伝えることがあるぐらいです。
聞かれたから答えるスタンスです。
そんな知人友人の中には、「長いこと投資をしているあなたから見て、投資をしていない人はどういう風に見えるの? もったいないとか思う??」と言われることがあります。
私が投資をして資産を増やしてきているから、投資をしていない人がもったいないことをしているんじゃないかって思うんじゃないかという発想からだと思います。
この質問への私の答えは決まっています。
「投資をするかは自己責任だし、どれくらいの金額を投資するか(したいか)は人それぞれでしょ。あなたもそうだけど、仮に投資をしないとしても特にもったいないとか思わないよ」 と答えています。
言うまでもなく、投資は自己責任ですから。
投資をしてお金が減る可能性があるのに、他の人に対して、「お金を減る可能性があるけど、増えるんだから投資をしたほうがいいのでは?」なんて口が裂けても言えません。
それに、どんな人生設計をするかも人それぞれです。
お金があればあるほど楽な生活ができるのは確かですが、必要以上にお金があっても幸せではない人はたくさんいます。
例えば、「いつ結婚するの?」「子どもはもっと作らないの?」「孫の顔はまだ見られないの?」なんて言われたら、余計なお世話って思いますよね?
昔は当たり前に聞かれていた、この手の質問も最近は徐々に嫌がられるようになりました。
それと同じで、投資をするかしないかも、一人一人の人生設計に大きく関係するものです。
なので、簡単に「なんで投資をしないの?」「投資をしないなんてもったいない!」なんてことは言いませんし、言えません。
人によっては、投資と同じ感じで、「保険に入ったら?」と勧誘する人もいるでしょうが、私はそういう人とは距離を取るようにしています。
投資の勧誘も相当怪しい!
「儲かる投資があるんだけど...」「いくら現金ある?」
なんて人はさすがに皆さん敬遠しますよね(笑)
ちょっと話は変わりますが、現代日本では、人生100年時代と言われ、少子高齢化が進んでいます。
私たち夫婦が働けなくなった頃に、私の子どもたちが私たち夫婦を経済的に支えられるかというと、心配なところがあります。
将来はもっと税金は高くなっていることでしょうから、できるだけ子どもたちには経済的な負担をかけさせたくないと思っています。
そういうこともあって、私たち夫婦はリスクを理解しつつ投資をしています。
親がある程度経済的に余裕をもって、子どもたちには好きなように生きてもらいたいという発想です。
同じように、本人と家族の経済的な事情から投資をしておきたいと相談してくる友人知人には、どういう投資の方法があるか、私の体験談を語るようにしています。
絶対に自分からは投資の話をしないというのは、「友達にお金を貸しちゃ駄目」という親のアドバイスと同じく、私が固く誓っていることになります。
どんなことでも本人の意思が一番重要ですから、投資でも同じってことですね。
今日はこんなところです。ではでは!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。