こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】「いつが株の買い時か」さっぱり分からない私が資産を増やし続けられたワケは.../斗比主閲子
【最初から読む】現在「富裕層」の私がいかにして危険な姑との二世帯住宅に住むことを決めたか/斗比主閲子
投資をしている人ならご存じの通り、今は毎日ジェットコースターのように株価が乱高下しています。
私はもう10年以上投資をし続けているので、こういう状態は過去何度も経験したことがあります。
2000年頃にはドットコムバブルが弾けて、2008年頃にはリーマンショックがあって、2015年にはチャイナショックがあって、2020年にはコロナショックがありました。
過去20年ぐらいで、株価が大きく乱高下する時期は何度もあったんですよね。
ただ、最近投資をし始めた人からすると、毎日のように自分が投資した資産が数%も変化するのは平穏な気持ちではいられないと思います。
そういう人から「気が動転して辛いけどどうしたらいいか?」と質問されたとしたら、私は「美味しいケーキを食べて落ち着くのがいいよ」とアドバイスします。
甘いものが苦手な人はケーキではなくても、美味しいコーヒーや紅茶でももちろん大丈夫です。
とにかく、ほっとする時間を作るといいですね。
こんなアドバイスをしたら、「大きく損をするかもしれないときに何を悠長なことを言ってるの!?」と皆さん思うかもしれません。
でも、実際、こうやって落ち着くのはとても大切なことなんですよね。
人によって違いますが、たぶん多くの人が投資をしている理由は、10~20年後、さらにはもっと先のために、資産を増やしておきたいって考えているんじゃないでしょうか。
そうだとしたら、今、目先で投資した資産が多少金額が上下したところで、別に気にする必要はないですよね。
この時点で100万円の投資資産が80万円になっていても、20年後に120万円になっていたらいいわけじゃないですか。
投資している資産が下がっているときって、「何の目的で投資をしているのか」が忘れられやすいんですよね。
ずっと先の将来のために投資をしているのに、「こんなに下がっているならもう嫌だから売ってしまいたい」と、投資の目的を忘れて、全部売ってしまう人が結構いるんです。
これで売ってしまうだけならそれはそれで仕方のないことだと思うのですが、こんな風に衝動的に売っちゃったときって、後からまた値上がりしたときに、「なんであの時に売っちゃったんだろう。今度は買わないと!」と、また焦って投資をしちゃうんですよね。
要するに、安いときに売って、高いときに買うっていう、一番損なことをしちゃうんです。
だから、自分が何で投資をしているのかを落ち着いて考える時間を作るためにも、美味しいケーキや紅茶を楽しむのを私はお勧めします。
実際、私も株価が気になるときは、意識的に美味しいものを食べるようにしてます。
まあ、美味しいものを食べる言い訳に使っているときもあるんですけどね。
「こんなに株価が下がっているのだから、不安解消のために今日はカロリー高いのを食べちゃおう」っていうのは、何度も続けてたら当然太ります(笑)。
いずれにしても、株価が気になって気になってたまらないときは、自分にとって一番落ち着ける方法を思い出して、それを実践することです。
そうして一旦落ち着いてから、投資を継続するというのはもちろん、止めたり、金額を減らしたり、はたまた、投資金額を増やすなんて判断をするように、私は気を付けています。
何であんな判断をしたんだろうって後悔しないためにも、落ち着いて自分がどうして投資をするのかを、こういうときこそ考えてみるのは大切ですね。
今日はこんなところです。ではでは!
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