<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:50
プロフィール:50歳のパート主婦です。
23年前に結婚してから、義実家で同居をしています。
キッチンや風呂などの水回りが一緒だとストレスが多いことは、結婚前でも知識としてありました。
でも、どれほどのストレスか想像できていませんでした。
同居を決めたとき、母(現在84歳)から「食事のことから何から何までとにかく大変だよ」と言われていたのに、「何とかなるよ」と軽く考えていた私は、本当に世間知らずだったと後悔しています。
生活習慣の違いは多少覚悟していたものの...今でも受け入れられないものがあります。
それは「バスタオルの兼用」という習慣。
義実家では、一番風呂の人が使った新しいバスタオルを、二番目、三番目に入った人も続けて使うのです!
初めてその習慣を知った日は忘れられません。
まだ元気だった義父(当時57歳)が一番風呂でバスタオルを使いました。
義実家の習慣に従うならそのバスタオルを使わなければいけませんが、私には無理でした。
だって、お風呂で体をきれいにした後に、誰かが使って濡れたバスタオルで体を拭く...気持ち悪いですよね?
ただ、それ以外に脱衣所には使えるバスタオルがなかったので、私はフェイスタオルで体を拭きました。
次の日から、私だけ別のバスタオルを用意するようにしました。
それを見た夫(50歳)と義母は不思議そうに「なんで同じバスタオルを使わないの?」と聞いてきましたが、私ははっきりと答えました。
「人が使ったバスタオルは、家族とか関係なしに嫌だから使いたくない」
それを聞いた夫は不思議そうな顔をして、衝撃の事実を明かしました。
「浴室のタオルで体を拭いてから脱衣所のバスタオルを使うから(バスタオルは)ビショビショにはならないよ」
浴室でいったんフェイスタオルで体を拭き、脱衣所ではバスタオルを使う、ということらしいのですが...その浴室内で使うフェイスタオルも「共用」だったのです!
驚きが止まらなかったのですが、私も譲らず、なんとか私だけは別のバスタオルを使うということで収まりました。
今は、私と娘(14歳)が一番風呂ですが、仕事や学校などで帰りが遅いときは義母が先にお風呂に入ります。
そうすると浴室のタオル掛けに、義母が使ったフェイスタオルがそのままにしてあります。
これを次の人が使うんだなと思うだけで、ちょっとストレスです。
これで体を拭くのって汚いような気がするのですが、夫や義母は何とも思っていないようです。
いつも、夫が風邪をひくと義母にも必ずうつるのですが、当然ですよね。
最初は親子だからと思っていたのですが、タオルの兼用が原因だと思います。
今さら言っても習慣は変わらないので、もう何も言わないでおこうと思っています。
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