こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】「富裕層の食生活の実態」を赤裸々に告白します。外食の回数は? スーパーで値段見る?/斗比主閲子
【最初から読む】現在「富裕層」の私がいかにして危険な姑との二世帯住宅に住むことを決めたか/斗比主閲子
前回の記事では、我が家の普段の食生活を紹介しました。
他人の家庭の食生活というのは意外と知る機会が少ないものですが、「なんだ、お金があるといっても普通と変わらないんだ」「もっと夢のある使い方をしていると思ったのに面白みがない」と思われた人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、衣食住のうち、衣の被服費や住の住居費を書くつもりでした。
書くつもりでしたというのは、いざ書こうとしてみて、前回の食生活同様、あまりに普通すぎてつまらないので、書くのを止めました。
少しだけ触れておくと、被服費は日本人の平均が1人当たり月3000円~5000円ぐらいである一方で、我が家も月にならせばそんなものです。
どちらかというと親は少し高いものを長く着るようにして、あまり頻繁に衣服を捨てないようにしています。
時代は、エコですから!
住居費は、この連載の最初のほうに紹介したとおり、我が家は二世帯住宅をリフォームして暮らしています。
住宅ローンを絶対に背負いたくないという強い意志を持って、姑とのすったもんだがありながらも、日々暮らしています。
というわけで、特段高額出費がない、割と普通な我が家の家計なわけですが、これは絶対にケチらないというものがあります。
はい、教育費です。
子どもの教育費では、未就学児から本人たちの希望で、いくつかの習い事をしていました。
また、親の希望で、公文も国語と算数をしてもらっていたので、3~4歳から月に習い事で1人2万円以上は支出していました。
中学受験もしていますので、その時は月に1人5万円前後(学年による)の支出です。
他にもプログラミング教室に通いたいとか、音楽コンサートを見に行きたいとか、スポーツ用具を買いたいとか、そういうものはほぼ費用負担してきました。
このように教育費をケチらないのは、私が考える親の役割に関わっていまして。
子どもは色んなものに興味を持ちますよね。
大人になると同じことの繰り返しになりがちですが、子どもはちょっとしたきっかけで何かに興味を持つことがよくあります。
そういう興味関心に親が際限なく付き合うとなかなか時間もお金もかかるわけで、家庭ごとにスタンスは違うものとして、我が家では、その何かへの接点を増やしたり、より深みに入るための教材や指導者をできるだけ提供したりするようにしてきたのでした。
ということで、子どもには教育費をかけてきていました。
ちなみに、我が家では大人の教育費もケチらないようにしています。
大人の教育というと、いわゆるリカレント教育、生涯学習とか、そういうやつですね。
子どもの教育費同様、親も何かを学ぶのであれば支出の制限は一切ありません。
例えば、私は働き始めてから英会話にはほぼ毎月お金を使っていますし、パートナーは仕事に関係なく色んな勉強会に参加しています。
人生100年時代などと言われるように、仮に仕事を65歳で辞めても、それから二十年以上の時間がありますよね。
一方で、多くの人が20代までで学校での勉強は終わっています。
人生は長く、そして世の中は10年、20年でがらっと様変わりする中で(子どもの社会の勉強を見ていると、私が学んだ内容とかなり変わっていて驚きます)、いつまでも若い頃に学んだ知識だけで対応するのは大変です。
何よりも、新しい知識・技能を身に付けるのはとても楽しいんですよね。
そんなわけで、我が家では、子どもだけではなく、大人の教育費もケチらないようにしています。
夫婦ともに将来、大学院に通うのは既定路線になっています。
今日はこんなところです。ではでは!
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