<この体験記を書いた人>
ペンネーム:かっちゃん
性別:女性
年齢:42
プロフィール:結婚当初から夫の家族と同居をしている3児の母です。
結婚した26歳の頃から夫の家族と同居しています。
世間知らずで一人娘の私を迎えた義母(60代)にしてみれば、私が言うのも変ですが「大変だっただろうな」と思います。
料理をはじめ、家事の基本から年配の方への接し方まで、手取り足取り義母から仕込まれました。
一つ屋根の下、寝室以外は基本一緒の私たち。
当然、嫁姑の小さな衝突や、いら立つこともお互いにあったし、これからもあるでしょう。
しかし、時間がたつにつれ、かっこつけずに言いたいことは言うスタイルに落ち着き、比較的、良好な関係であると思っています。
そんな感謝の対象でもある義母ですが、直してほしい、でも何度言っても直らない言葉遣いがあります。
それは義父のことを「おじぃ!」と呼ぶことです。
しかも、その呼び方が大きめの声で勢いが凄いのです。
まるで、義父を呼びつけるかのように感じてしまいます。
私自身は3人の子どもたちに、小さいころから「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ぶように育ててきました。
子どもたちも、つい最近まではそう呼んでいました。
以前は義母も、義父を「お父さん」と呼んでいたのですが、途中から「おじぃ!」と呼ぶようになったのです。
子どもたちも最近では面白がって「おじぃ!」と真似して呼ぶことがあります。
些細なことではありますが、どうしても気になり「子どもたちも真似するし、聞こえも良くないのでやめてください」と何度もお願いしました。
それでも、「いいじゃない、ね~」と孫たちに同意を求めながら直そうとしません。
子どもたちも喜んで「おじぃ、おじぃ!」と連呼する始末です。
一見、楽しそうな風景でもあり、私が細かすぎるのかな? と一時、何も言わない時期もありました。
それでもやはり気になってしまい、あきらめきれない私は、義母が「おじぃ!」と言った後に、間髪いれずに「おじいちゃん」と訂正することを徹底しました。
「おじぃ!」と呼び続ける義母への小さな抵抗です。
子どもが言った場合は、義母のときよりもさらに語気を強めて「おじいちゃん!!」と訂正。
義父本人は苦笑していて、義母は「ほら、お母さん、また怒ってるよ」と茶化しています。
なかなか手強いのです...。
言葉は人となりを表す、さらには心をも表すとも言います。
家庭内であっても、できる限り美しい言葉で穏やかな心を育みたいのです。
そして、この呼び名が定着して、外出先などでも「おじぃ!」と呼ぶシーンを想像すると...。
やはり、私は「おじいちゃん」を取り戻したい!
今日もまた、私と義母の地味な戦いは続いています。
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