<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女性
年齢:45
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
私と同い年の夫、2人とも普段はそんなにお金を使わないけれど、たまにまとまったお金を使いたくなるタイプです。
夫は高級食材や外食、私はジュエリーにお財布の紐が緩みがち。
結婚してしばらくの間は共稼ぎだったので、何も考えずに使っていても困ることはありませんでした。
新婚当初は休みの日に外食して、たまに市場などにも行って食材を食べきれないほど購入。
誕生日や結婚記念日にはジュエリーを買う生活を送っていました。
しかし、妊娠・出産に伴って私が仕事を辞めたため収入が減り、さらに子どもが1~2歳の頃、夫の収入が一気に減る出来事があり、それまでのようにお金を使っていては赤字になってしまいました。
節約術を片っ端から試していきましたが、一度上げてしまった生活レベルを下げるのは至難の業。
普段は節約を意識していても、まとまった臨時収入があるとつい気が緩んで使ってしまうのです。
「ボーナスで保険料を払ったら、15万円以上残ったね。宝石を買ってあげる」
「株で7万円利益確定したよ! たまには旅行に行こうか? 食事はカニ食べ放題プランにしようよ」
などと言っては、入ったお金よりも多く使いがちだった私たち。
毎月カツカツなんだから宝石だのカニだの言っている場合ではないのですが、当時はおかしいと気付いていませんでした。
そんな現実を直視できていない生活を続けていたので貯金は激減。
食事や宝石にお金をかける前に、もっと必要なことにお金をかけたほうがいいと反省しました。
そこで、お金をパアッと使いたくなったらどうするか考えて、定期的に補充しているような消耗品を買うという結論に至りました。
例えば、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品です。
幸い、家のスペースには余裕があったので、ストックを仕舞う場所には困りません。
もしも「日用品のストックが多すぎるかな」というときには、下着やタオルなど流行と関係ない布類を買うことにしました。
日用品や下着は必ず使う物なので無駄使いになりませんし、数万円くらいでかなりの量になるので「こんなに買った」という満足感があります。
この作戦を実行するようになってから、外食や宝石などにドカンと無駄使いしなくなりました。
ストックがあると忙しくて買い物に行けないときに重宝し、災害が起きたときも役立ちます。
実際、子どもが小学1年のときに親子で順番にインフルエンザに罹り、2週間くらい買い物に行けなくても大丈夫でした。
また、新型コロナの影響で一気にトイレットペーパーが店頭から消えたときには、「ストックがあるから大丈夫」と家族で安心できました。
これからも、たくさんお金を使いたくなったら贅沢品ではなく日用品など、必要な品を優先的に買おうと思います。
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