人が居なくなるってこういうこと...。荷物のあふれた家の片付け/しまえもん

大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と3人で暮らしているアラフィフしまえもんです。

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自宅の隣に住んでいた1人暮らしの方が去年の夏に亡くなられました。

住んでいたのはだんなの実家の持ち家の古民家で、親の代から何十年も住んでいただいていました。

大きな家で、長いこと住んでいたので荷物が多く、別の場所に住んでいる兄弟の方もご高齢で自ら片付けられないとのこと。

大家であるだんなの実家で色々片付けをやるということで駆り出されました。

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隣に住んではいましたが、生前は中に入ることはなく玄関先でお話しするくらいでした。

初めて中に入るとどの部屋も物で溢れていてすごい状態。

住んでいた方は、生活する上で必要なもの以外に、自宅を工房にして仕事をされていたので、道具や材料もかなりあったのです。

仕事自体は数年前から引退されていて、ご自分も先のことを考えて少しは片付けをしようとされていたみたいですが、実際はどこから手をつけていいものか困っていたようです。

趣味のいい方だし、道具類はとてもいいものを使っていたと聞いていたのでこのまま処分されるのはもったいないと思い、ご兄弟の許可をもらい、ツテを頼って、一部の道具はその方の仕事を勉強をされている大学の学部に寄付したり、古い文献や貴重な本なども長女の大学に寄贈することができました。

お手伝いの時は色々な場所から貴重なものが出てきて本当に申し訳ないのですが、宝探し気分で少しワクワクしてしまいました。

それでも、まだまだ物は多く、兄弟の方がお願いした業者の方がめぼしいものを引き取りに何度も訪れ、大体お金になりそうなものがなくなった後は不用品の回収業者の方にお願いして、すべて処分していただきました。

ここまで半年ほどかかりました。

あんなにあったものが綺麗さっぱり無くなって、家の中ががらんとしました。

でも人が居なくなるってこういうことかなと、なんだか少し寂しい気持ちでした。

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今回は実家でもだんなの実家の話でもないのですがいつかどちらもかかわらないわけにはいかないと思うので大変さを痛感です。

処分代だけでもかなりのものです。

そして、自分も娘たちに同じことをしないように、あまりものを溜め込むことはしたくないなと改めて思いました。

だんながいる限り、難しいとは思うのですが。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん


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