二度見されるほどの外反母趾...若い頃から「足に合わないハイヒール」は絶対はいちゃダメ!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:45
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。

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私は女性らしい服装が好きで、若い頃はいつもスカートにかかとの高い靴を合わせていました。

パンプスはスニーカーに比べてかわいいと思えるデザインの物がたくさんあり、お店で見ているだけでも楽しくなったものです。

店頭には好みのパンプスがいろいろありましたが、私の足に合うパンプスを探すのは大変でした。

どうやら私は、足の横幅が一般的なサイズよりも狭いようなのです。

「これかわいい!」と履いてみても、横幅が余って足が前に滑ってしまいがちでした。

足が前滑りすると、足の指が靴の先端に押し込まれるような状態になります。

いくらかわいくても足が痛くなってしまうので、靴底にパッドを入れてもらったり、ストラップ付きの靴を選んだりして、工夫していました。

それでも既製品の靴は横幅が合いにくいので、履いているうちに足が前に行き、痛くなることが多かったのです。

そのせいか、30代になった頃には親指の付け根が「く」の字に曲がった外反母趾に。

あまりの痛さに、外反母趾のグッズで有名な整体師のお弟子さんが経営する整体に通っていたこともあります。

その整体師さんは「下駄を履くのがいいんだよね」とアドバイスをくれました。

スカートに下駄は、おしゃれな人なら上手く合わせられるかもしれませんが、私のセンスでは難しすぎました。

肝心のマッサージも効果はなく、通うのをやめました。

外反母趾はどんどん進行していき、今では親指が人差し指の上に軽く乗っています。

5年前、足の指の上に水筒を落として骨折したのですが、レントゲンを見た整形外科のお医者さんに「脱臼しかかっている」と言われてしまいました。

若い頃は40代以上になったらマダムっぽい素敵な服を着たいなあ、と思っていましたが、いざその年齢になったら足が痛くて毎日スニーカーです。

たまに3cm程度のローヒールのパンプスを履くくらい。

夏場はサンダルを履きたいのですが、二度見されるほど足の形が悪いので履かなくなりました。

外反母趾になる原因はいろいろあって、ハイヒールを履いても外反母趾にならない人もいるようです。

けれども、いつもかかとの高い靴を履いて指先を締め付けているのは良くないと言われています。

特に私のように足に合うパンプスが見つけにくい人は、普段はスニーカーを履いて必要なときだけハイヒールに履き替えたり、少し低いパンプスやバレーシューズを取り入れたりした方が、足の負担が軽くなるでしょう。

若いときにはいつも自分が好きなお洒落をしたいものですが、外反母趾になってしまうと痛いし、素敵なパンプスも形がきれいに出なくなってしまいますよ。

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